ダークソウル3 広辞苑 | うさぎのダークソウル DARK SOULS 3

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ダークソウル3 DARK SOULS IIIの攻略? というよりは楽しい情報!
Bloodborneの低LVプレイの情報も満載です!

ダークソウル広辞苑の第三版です!

 

初心者の方からのご要望もあるので、一般に浸透している用語も含め、本ブログでよく使用している言葉の意味をまとめてあります。今回は、「裏ホスト」と「生き残れないブラザーズ」などの新語を追加しました。

※2016/09/14 初版、2017/07/17 第二版

※2017/08/11 第三版 by うさぎ編集部

 

 

SL (ソウル・レベル)
→ キャラクターのレベルのこと。ベテラン・プレーヤーの間でも、「SL」と呼ぶ派と、あえて「レベル」と呼ぶ派に分かれる。

WL、WU(ウェポン・レベル/アップグレード)
→ 武器の強化レベルのこと。一部のプレーヤーの間で使われている。一般的には、SL11 +1などのように表記することが多い。

低低 (ていてい)
→ 低レベルかつ低強化武器キャラのこと。具体的には、SL22以下、武器は+2以下。現在多くの低低プレーヤーは、SL11 武器+1を選択しており、SL1武器無強化のプレーヤーも少数ながら存在している。なお、これらのレベルの基準が成立した経緯は、「SL1 武器無強化とマッチ可能な最大のレベルがSL11 武器+1であり、さらにそのSL11 武器+1とマッチ可能な最大のレベルがSL22 武器+2」というコンセプトに基づいている。

ちなみに、低低プレーヤーの多くはシリーズ過去作から低SLプレイを続けており、その根底には「SL100などの通常レベルでは、ゲームがヌルすぎて面白くない」という共通の思想を持っている。

ステ、ステ振り (ステふり)
→ キャラクターの各能力値への数値の割り振りのこと。ステ振りは変更が可能であるため、素性とレベル(ともに変更不可)の選択のほうが重要である。

PS (ピー・エス)
→ プレーヤー自身の持つスキル(能力)のこと。ちなみに、ボス戦で強い攻略のPSと、対人戦で強い対人のPSは異なるスキルであり、両者は必ずしも一致せず、むしろ反比例することさえある。

周回 (しゅうかい)、NG+ (エヌジー・プラス)
→ エンディング後にゲームを繰り返した周回数のこと。周回するたびにゲームの難易度は増していき、一周目はNG+0、二周目はNG+1とカウントする。ダークソウル3の最高難易度は、八周目であるNG+7。※日本では、八周目 = NG+8とよく誤解されているので注意。

カンスト
→ 周回数による難易度の上昇がとまる、カウントがストップした状態のこと。広義では、アイテムが所持可能な上限に達した場合なども含まれる。ダークソウル3は上述のとおり、八周目でカンストとなり、九周目以降は八周目と同じ難易度が継続する。周回プレーヤーにとっては非常に重要なマイルストーンであり、無形の勲章でもある。

MOB (モブ)、雑魚 (ざこ)
→ 道中にいるボス以外の敵のこと。なかには大群で襲って来たり、ミニ・ボスと呼べるほどの強敵もいるが、基本的にほとんどがスルー(走り抜け)可能。転じて、「自分雑魚です!」などのように謙譲語として使用するプレーヤーもいる。

NPC (エヌピーシー)
→ 人間でなく、プログラムにより操作されているキャラクターのこと。アイテムの入手に関連していたり、ストーリーや世界観を形成する役割を持っている。一部のNPCは特定のエリアで闇霊として侵入してきたり、召喚して共闘することも可能。平常時に攻撃を加えると敵対し、倒すとNPCによってはアイテムをドロップするが、イベントの進行が犠牲になる場合がある(※基本的にNPCの闇霊を倒しても問題は起きない)。

マルチ
→ 他のプレーヤーと共闘したり、敵対プレイを行う「マルチプレイ」の略語。ソロは文字どおり他のプレーヤーやNPCを召喚せず、一人だけで戦うこと。ちなみにボス戦でのボスのHPは、ソロが100%であるのに対し、白霊一人召喚で150%、白霊二人召喚で200%、白霊三人召喚で250%に増加するといわれている。

 

裏ホスト (うらほすと)
→ 他のホストが主催したイベントのために集まった白霊を召喚してしまうホストのこと。一見モラルに反する行為であるが、イベント主催者が容認している場合には問題がなく、むしろ手持ち無沙汰になりがちな白霊の稼働率を上げることから往往にして歓迎される。

 

生き残れないブラザーズ(いきのこれないぶらざーず)

→ 召喚しても最後まで生き残る可能性の少ない高リスクの白霊のこと。他にサインがない場合や社交辞令として召喚されることが多いが、予想外の大活躍をすることもあり、ベテラン・ホストからは名物的存在として愛されている。
 

烏合の衆 (うごうのしゅう)
→ 初期装備のまま、冷たい谷の踊り子に挑むことになった無鉄砲なホストが、ボルドまえにいる残り火目当ての初心者白霊を三人連れている状況、またはその集団のこと。

挨拶 (あいさつ)
→ マルチプレイ時に、他のプレーヤーに対してジェスチャーで挨拶をすること。民族性から日本人が行う挨拶は、お辞儀系の丁寧なものが多く、欧米人は手を振るなど、カジュアルなものが多い。しかし、高PSもしくは低低攻略の厳しさを知るプレーヤーほど、国や文化に関わらず挨拶が丁寧になる傾向がある。

何か強い武器ください(なにかつよいぶきください)
→ 初代ダークソウルの時代、外国人や小中学生が不死街で挨拶代わりに使用していた常套句。この挨拶を行うプレーヤーはクレクレと呼ばれ、初心者狩り狩りに燃える白霊を闇霊以上に煩わせたが、武器移動が不可能になったBloodborneから急速に姿を消していった。

PvP、対人戦 (たいじんせん)
→ 人間のプレーヤー同士が戦う敵対プレイのこと。ちなみに、プログラムにより操作されている敵と戦うことは、PvEと表記する。

アニキ召喚 (あにきしょうかん)
→ マッチング範囲を超えた高レベルのプレーヤーを合言葉を使って無理やり召喚すること。IDの横の青いマークが目印。アニキ白霊は、システムにより自動的に弱体化されるものの(= レベル・シンク)、低低キャラでは使用できない要求ステの高い武器や重い防具、強力な魔法を使用可能なことから、低低プレーヤーの間では忌避されている。

タゲ、ヘイト
→ タゲは、マルチプレイ時にPvEの敵(おもにボス)がターゲットとしているプレーヤーのこと。「タゲ取りしましょうか?」、「タゲの急変怖いですね」などのように用いられる。ヘイトは、プレーヤー側から攻撃を受けた敵が、つぎのタゲや行動を決定する要因となる値のことで、最大もしくは最後にダメージを与えたプレーヤー、魔法攻撃、ホストに強く反応する。

ラグ
→ マルチプレイ時にネットワーク回線の遅延によって、ゲームの映像処理に遅れが生じること。他のプレーヤーや敵が滑るように動いたり、瞬間移動することから始まり、最悪の場合はフリーズや接続が切断される。また、プレイをミスしたときの言い訳としても、よく使われている。

出血攻撃 (しゅっけつこうげき)
→ 出血属性のついた武器(トゲの直剣、盗人の短刀など)に、カーサスの緋刃をエンチャント、もしくは血の貴石により変質強化した血の武器を用いた攻撃手段のこと。ドーリスの蝕みや破裂ボルトなどでの攻撃も含まれる。+2以下の武器を使用する低低キャラの場合、通常の攻撃では火力が乏しいことからボス戦で積極的に用いられている。※2017年4月に出血攻撃は下方修正を受けたが、低低キャラにとっては依然有効な手段である(ただし、無強化や+1の武器の場合は、敵を出血に至らせるまでに相当な回数の攻撃が必要)。

冷気攻撃 (れいきこうげき)
→ 冷気属性のついた武器(イルシールの直剣、ボルドの大鎚など)や、瞬間冷結や冷たい武器などによる攻撃手段のこと。出血攻撃のように、連続で攻撃をヒットさせることにより敵を凍傷状態にし、大きなダメージを与えることができる。※2017年4月のレギュレーション変更時に出血武器とは逆に強化され、とくに出血攻撃が効かない竜狩りの鎧に対して有効。

ドーリス
→ 出血属性をもつ奇跡 ドーリスの蝕みのこと。以前から一部のプレーヤーが使用していたが、粗製武器や出血攻撃が大幅に下方修正された現在では、効率よくボスを倒す手段として大きな注目を集めている。冷たい谷の踊り子や、王たちの化身に対してとくに有効。

瀬戸際作戦 (せとぎわさくせん)
→ 惜別の涙に、赤い涙石の指輪とモーリオンブレード(両方もしくは片方)を装備し、HPゼロ付近で戦う戦法のこと。低低プレーヤーが高火力を実現するための唯一の手段として、とくに周回ボス戦ではほぼ常識として用いられている。

投げ物 (なげもの)
→ 火炎壺や雷壺、投げナイフなど、手で投げて使う攻撃アイテムのこと(ボルトや矢は含まない)。対人戦において、ときに決め手となる攻撃手段である。

フレ、フレさん
→ PSNのフレンドのこと。しかし、どんなに共に苦難を乗り越え親しくなったとしても、ほとんどの場合は、永遠に互いの姿を見ることも本名すら知ることもない。だからこそ心の友であり、大切にすべき存在。

野良さん (のらさん)、野良白(のらしろ)
→ ホスト・プレーヤーと待ち合わせをせず、フリーで召喚サインを出している白霊のこと。シリーズ作のコンセプトである、「一期一会」と、「他のプレーヤーとの緩やかな繋がり」を最も体現したプレイ・スタイルともいえる。

メッセ
→ PSNのメッセージの略語。ちなみに、対人戦で負けた相手から届く負け惜しみのメッセは、俗称「ファンメ」と呼ばれる。

 

コミュ、コミュニティー
→ PSNのコミュニティー機能のこと。ヘルプしてくれる白霊を募集したり、情報交換の場となっている。

 

放送(ほうそう)
→ プレイ中のゲームを配信すること。ブロードキャスト、ブロキャス、生放送、生中継、生とも呼ばれる。

 

初狩り (しょかり)
→ 初心者や初期装備のホスト・プレーヤーを闇霊として狩る行為のこと。序盤エリアでの侵入者は、一概にこう呼ばれることが多い。ちなみに、弱い者イジメを楽しむ初狩りの闇霊がいる一方で、PSの高いベテラン闇霊の真のターゲットは、初心者ホストではなく、対人戦を目的にホストの護衛役をしている白霊(= 初心者狩り狩り)である。

 

出待ち (でまち)
→ あえて闇霊の侵入を待つこと。おもに対人戦を好んで行う場合と、闇霊から屈辱を受けた復讐として行う場合がある。とくに後者の場合は、MOBを事前に一掃して白霊(とくにアニキ白霊)を複数召喚して待ち構えているケースが多い。

 

道場 (どうじょう)
→ 攻略を進める意図がなく、対人戦だけを行う目的で闇霊や白霊を召喚すること。出待ちと異なる点は、一対一の対決で他者は観戦するなど一定のルールがあること。おもに高SL帯で対人戦の練習や腕試しとしてよく行われているが、出待ちと並んで道場を忌避するプレーヤーは少なくない。

 

地雷 (じらい)
→ 本来はマルチプレイにおいて、仲間の邪魔をするようなプレーヤーに冠した蔑称。しかし近年では、「地雷でスミマセン」などのように、自身を謙遜するときによく用いられる。

 

チキンプレイ
→ とにかくダメージを受けないよう、自らの身をまもることを第一に考えた立ち回りのこと。逃げ回るだけの純粋なチキンプレイだけでなく、広義では慎重なプレイや、遠隔攻撃もこう呼ばれることがある。言葉のイメージは悪いが、火力が低く即死が多い低低攻略においては、必要不可欠な要素でもある。

 

勇者(ゆうしゃ)
→ 上記のチキンプレイとは真逆に、なにも考えずに敵に特攻するプレーヤーのこと。子どものほか、無双ゲームや高SL帯出身者に多い。

 

丸投げちゃん (まるなげちゃん)
→ 自らは戦闘に参加せず、白霊任せでボス戦のクリアを目論むホスト・プレーヤーのこと。ホストがエストを飲むことで、白霊も同時に回復していた初代ダークソウルでは、「エスト係」と呼ばれていた。

 

チート、チーター
→ ゲームのセーブデータを不正に改変することにより、破格の高火力や防御力のキャラでプレイすることが本来の意味。プログラムの不備を利用して高火力の武器を使うなど、広義では裏技や姑息な戦法を用いるプレーヤーを批難する意味で使われることもある。

 

ストーカー、卑怯者 (ひきょうもの)
→ 他人に対してしつこく付きまとったり、姑息な手段で嫌がらせをする者のこと。ダークソウル3の世界では、ラスボスである「王たちの化身」がこう呼ばれている

 

ブロック、ブロリ
→ PSNの設定で特定のプレーヤーをブロックリスト(=ブラックリスト)に登録すること。不快なプレーヤーとのマッチングとメッセージを防止する目的で行われる。なお、ブロック関係にあるプレーヤー同士は第三者を介してもマルチプレイを行うことはできず、召喚や侵入を試みた際に、「セッション参加に失敗しました」と表示される。

 

火力調整 (かりょくちょうせい)
→ 難易度が現在よりも低く、なんでもありだった初代ダークソウルの時代に流行した攻撃手段の自主規制のこと。しかし、難易度が急上昇したBloodborneでは、一転して武器を強化するための血晶マラソンが流行し、高火力ブームが到来。その後、武器の強化レベルによるマッチングが採用されたダークソウル3の登場によって、完全な死語と化した。

 

俺TUEEE (おれつえー)
→ 上述の火力調整が流行った過去の時代、空気を読まずに火力全開でボスを瞬殺するなどした迷惑なプレーヤーの総称。ゲーム・バランスの調整が行き届いたダークソウル3では、すでに絶滅危惧種である。

 

リハビリ
→ 低SL攻略は疲れる!難しすぎる!などの理由で、いちどゲームをやめたプレーヤーが、リリースの近い新作やDLCなどに備えて再度プレイを始めること。「リハビリ中です」などのように用いられ、「久しぶりなので、ヘタなのは許してね」という意味を含んでいる。

 

お気になさらず (おきになさらず)
→ 死んでしまったプレーヤーからの謝罪に対する、もっとも無難な返信の仕方。逆に微妙な返信の例としては、「謝るのやめにしましょうよ」や、「仇はとっておきました!」などがある。

 

落ちます (おちます)
→ ゲームを終了してオフラインになること。たいていの場合、「明日に備えて、もう寝ます」という意味で使われる。ちなみに、召喚サインを書いたまま居眠りしてしまうのは、「寝落ち」と呼ばれ、やっと見つけたサインに歓喜するホスト・プレーヤーを大いに落胆させる。

ちなみに、外国人とのマルチプレイをやめたいときは、"gtg, sorry!" (gtg = Got to go, もう行かなきゃ、ごめんね!)と伝えるのが無難。