【日本の会社の給与制度について】

チョッと日本の会社の給与制度について触れてみたい。

日本の大企業の採用や給与の決定方式は、ニュースなどでも流れるため一定の影響力を持っていると思われるので、その点を書いてみたい。

 

日本の大手企業から中堅企業にかけては、新卒一括採用が根付いているため、年功的な昇給制度が採用されやすい。

今年入った社員より、昨年入った社員の給与が低いと不満がでるため、暫くは毎年給与を上げていく仕組みとする必要があるからだ。


新卒いきなり採用なので、何の仕事が何時間かけてどれくらいできるか分からないから何となくの給与が決定する。
これだと、仕事の成果や職務遂行に対して給与が反映されないため、何をやっても給与に大差がないという状況になる。
これが実は長時間労働と休暇が取れない原因になっている。

職務給制度にするという事は、「この仕事を時間内に終わらせてね」、それができる事を前提に給与を払うよ、という事を取り決めるので、時間内に終わらせることが出来れば仕事を終了できるし、休暇も取れる。


そして仕事ができなければ給与は下るし、場合によっては契約内容が不履行となるため解雇されることもあるだろう。

でもそれが公平なのではないか?