久しぶりに書いてみたくなるくらいのコロナ閉塞感はキツイものがありますね。
今回は働き方のことについてチョッと書いてみます。若干著名人への批判になってしまうかもしれないですが、本質論だと思うので書きます。
東洋経済に●チャンネルなどで有名な方の記事が出てました。長時間働くのはどうなの?的な内容です。
大抵この手の話は、
「私のような人は自由にやっているのに何故あなたはそうしないの?」
「時間の切り売りしてるだけだよね?」
となってます。
私と同じようにやればいいのに、と。
そう言いながら、その人は人を雇ってプログラミングをやらせているわけです。
例えばタクシーに乗るとします。タクシーの運転手さんは間違いなく時間の切り売りになっていると思います。
でも、自動運転が完成していない限り運転手さんは必要で、その人に向かって、
「あなたなにやっているの?そんな不自由な働き方でいいの?」
と言っているわけです。むしろ乗った時にそれを言ってみろ!と思うわけです。
自分は自由です、時間に拘束されてないです、それを言うのは自由かも知れませんけど、だったら時間に拘束されている人のサービスは受けるべきではないね。
これは、
「天に向かって唾を吐く」
ですかね。
確かに私は少しは時間をコントロールできる立場にいると思うが、働いている人にそんなことは言わないし、言う気もない。
お付き合いをしている数多くの企業さんにも多くの従業員の方がいる。その方の雇用の手続きをしたり、その手続きの窓口をしている事務員さんがいる。
その人に向かって、「なにやってんの?」この●チャンネルの著名人は言っているわけです。
同じ経営者でも、人をモノとしか見てないのかなと。
ピントがずれているというのはこういう事なんだなと感じるのは、私が社会保険労務士をしているからなのだろうか?
それとも他の理由なのだろうか?
ari