社会保険労務士の仕事は、ご本人が何に重点を置くかで忙しい時季もさまざまです。
三号業務を主とされていれば、忙しさも顧客次第ですし、従来の一、二号業務がメインの方は、毎年この梅雨時が、書類との戦いになられます。
どんな書類を作るかというと、年度更新と算定基礎届です。
年度更新は、労災保険と雇用保険の保険料を昨年度の分を清算し、さらに
今年度の分をざっくり前もって納めることです。
行政窓口は、労働局となります。
算定基礎届は、健康保険と厚生年金の保険料を労働者ごとに決めるための届け出で、例外もたくさん制度としてありますが、原則は、4、5、6月のお給料の平均をだして、労働者ごとにお給料の等級を決めてもらうための届けです。
お給料の多い人は、保険料も沢山天引きされます。
厚生年金は、遠いに将来に自分がもらえる年金額に反映されるので、現役時代が高給の方は、引退後も年金額が多くなります。
ただし国も天井知らずの年金は、保障のかぎりではないので、たとえ月収が
1千万円の方(どこかの車の最高責任者が、確かこのくらいかと・・・!)でも
62万円にみなされてしまいます。
健康保険のほうは、保険料がいくら高額でも、病院での医療に差はつきません。
このあたりは、所得の再分配かな・・・。
お金持ちが、貧しい環境の人へ下支えになっている仕組みです。
行政窓口は、年金事務所です。
実際の保険料がいくらになるかは、行政と健康保険を運営しているところが
計算して、ややあってお知らせがきます。
なので、保険料が変わるのは秋以降となります。
そういえば、若かりし頃、主人のお給料が春に上がり喜んびもつかの間で、
楽しい夏休みの後の秋のお給料の手取りが、がくんと減ってしょんぼんりしたことがあります。お給料が上がって、保険料も上がり、結局、使えるお金は大差ないことに・・・・。
私は開業仕立ての新米、納期前の行政提出の書類に悲鳴をあげることはもないので、年度更新のお手伝いに手をあげました。
それに先立ち、昨日は労働基準監督署に出頭して、辞令を頂戴してきました。
あいうえお順に辞令を渡されたので、私は一番・・・。
署長が読み上げる辞令の文章を神妙に聞いて、いただいてきました。
とにかく、労働保険料をわざわざ納めにきてくださる方々に失礼もミスもないように、電卓をたたきながら、連日の予行演習です。
辞令をいただいたのは、久しぶりでした。
