「負けたことがある」は財産
こんにちは。
社労士の天野です。
北京オリンピック、熱戦が続いていますね。
その中でも私が楽しく観ているのが、カーリング。
選手同士の作戦や心理状態などが、声で聞こえるのが楽しい。
なかなかこういう種目もないのでは?
そのカーリング、昨日の準決勝でスイスに勝ち、初の決勝進出。
ぜひ、優勝目指して頑張って欲しいと思います。
準決勝後、吉田知那美選手が、インタビューで以下のように話していました。
「4位上がりの私たちの最大のアドバンテージは、ラウンドロビン(1次リーグ)で
他の3チームよりもたくさんのミスや劣勢を経験できたことだったし3点取られることも、
4点取られることももう経験していました。
なので特に驚くことなく、まだ1点アップしていると冷静に次のエンドの展開を
作れたのがよかった」
ミスや劣勢を見事に「次」へ活かしていることが伺える内容です。
メンタル面の強さも感じます。
このコメントは、スラムダンクに出てくる名言
「負けたことがある」というのがいつか大きな財産になる
に通じるものがありますね。
企業でも学校教育の場でも「失敗しない」という意識が強いように感じます。
でも、大切なのは失敗しないことではなく、それを次に活かすことですよね。
人事制度のコンサルティングに関わることも多い仕事なので、この点は
今後もクライアントにお伝えしていきたいと思います。