コナカ、名ばかり管理職訴訟が和解成立
紳士服のコナカにおける名ばかり管理職訴訟の和解が成立したようです。
店長と元店長が、店長を労基法上の管理監督者として残業代を支払わないのは
違法だとして、残業代約1280万円を支払うように求めていました。
和解金額は明らかにされていないようですが、会社としては大きな損失となった事は
確実です。
マクド事件などを含め、多店舗経営の業種では名ばかり管理職の判例が増えています。
他の業種でも例えば「課長」以上は管理職、など一律に決める傾向にありますが、大変危険!
管理職の職務を明確にし、権限付与などが必要となります。
と言いながらもこの分野、勉強不足。名ばかり管理職は、今後も大きな問題となる分野なので、
しっかり学んでいきたいと思います。
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「残業ゼロ」の仕事力
トリンプの元社長である吉越浩一郎氏の『残業ゼロの仕事力』を読みました。
ちょっと古い本ですけど・・・。
でも、内容はぜんぜん古くなく、逆にこの本の中で言われていたことが今、実現していると思います。
(残業の割増率を上げる、保育園の数を増やすなど)
ただノー残業デーを無理やりに成し遂げた、っていう話ではなく、とても論理的かつ具体的。
「早朝会議」や「がんばるタイム」などいろいろなしくみを作って、それを敢行してその結果、
ノー残業デーが定着し、残業ゼロが実現した。
社労士として、学ぶべき事が多い本だと思います。
ワークライフバランスにも言及されています。ぜひ、一読してみてください。
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労働者の実質賃金、大幅下落!標準報酬月額を下げる取組みは?
実質賃金指数は前年比2.6ポイント低い94.5(05年=100)で、前年と比較できる1991年以来
最大の減少幅となりました。
足元の物価下落を超えるペースで収入が減り、可処分所得が増えない状況となっています。
深刻ですね。こういうニュースを聞くと景気回復はまだまだ先に感じます。
所得が減っても厚生年金や健康保険の保険料が変わらなければ従業員の負担も大きい!
9月まで待たずとも標準報酬月額を変える方法はあります(随時改定!)。
社労士もいろいろな知恵を持っておりますので、合法的に標準報酬月額を下げる事が出来れば
会社も従業員も助かると思います。
健康保険料の料率も跳ね上がります。
まずは、4月の定期昇給を予定しているのであれば、7月にしてみるとかはいかがですか?
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