ドラクエとは、ドラゴンクエストという国民的ゲームの略称である。
主人公の勇者が、戦士や魔法使い等の仲間と一緒に世界の悪である魔王を倒すため旅をするというストーリーだ。
このゲームにおける戦闘では、あたかも管理職のように、作戦というシステムをつかって仲間に指示することができ、
メンバーの行動の方向性や、作戦コマンドによっては具体的な行動の命令を行うこともできる。
この作戦にはいろいろなパターンがあるので、
実際に上司から作戦の指示があったらどのような状況になるのかシミュレーションしてみた。
なお、ドラクエはシリーズごとに作戦の内容が微妙に違っているようなので、
ここでは私が一番好きな「ドラクエ7」の作戦をもとに検証していく。
(1)ガンガンいこうぜの場合
この作戦を使うと、残りのHPやMPを度外視して、ただただ攻撃を選択する。
敵が弱かったり、ダンジョンが短かったりする短期決戦だったらこの作戦は適していると思うが、
ある程度敵が強く、また、複雑だったり、長いダンジョンに潜入する場合は疲弊し、全滅する可能性が高くなる。
現実に上司からこの作戦が指示されたらどのような状況になるか?
それこそ毎日終電帰り、土日も出社してひたすら仕事をする毎日になるだろう。
ドラクエの世界では一つの戦闘が終わったら体力を回復することもできるが、
ビジネスシーンにおいては魔物(という名の仕事)が次々と襲ってくるため
回復する暇もなく、従業員のHP(体力)、MP(現代社会ではMIND?)がドンドン削られていき、
一人、また一人と倒れていき、最終的に全滅する可能性もある。
ドラクエでは画面の表示上、一度に出てくる敵の数は限られているが、
現実の仕事においては上限はないという点も厳しい。
昔の日本企業だったり、ベンチャー企業だったらこの作戦もよいかもしれないが、
昨今働き方改革が叫ばれる中で、ガンガンいこうぜの作戦がとられるケースも減っていくのではなかろうか?
ドラクエだと魔王を倒せばクリアだけど(やりこみ要素を除けば)、
ビジネスの終わりってどこだろう。
経営理念の達成をもってクリアするということになるのだろうけど、
実際は経営理念って抽象的なところが多くて難しいよね。
他の作戦については次回以降で検証する。