日増しに温かくなり、春を感じる今日この頃ですが、
僕のフトコロは冬のままです。
どうも、ROCKERSです。
普段はあまり事務所にいることが無いので
電話に出る機会もあまり無いのですが
本日、運よくというか悪くというか、1本の電話を受けました。
介護ヘルパー希望の30代男性です。
便宜上、Tさんとしましょう。
T 「面接をおねがいしたいのですが。」
R 「わかりました、いつ頃お見えになります?」
T 「本日15時には伺えると思います。」
・・・15時
・・・15時半
さすがに我慢の限界に達したボクは連絡をいれます。
R 「いつ頃お見えになりますか?」
T 「すいません、電車が遅れていて・・・」
R 「わかりました、ボクがそちらに伺いますから、待ってて下さい」
・・・15分後・・・
待ち合わせ場所につき、彼の携帯にTELをいれます。
目の前の一見小奇麗な男性が携帯をとりだします。
R 「Tさんですか?」
T 「そうです!すいません、お手数お掛けして!」
↑結構謙虚な感じの人なんです。
R 「コーヒーでも飲みます?」
T 「手持ちが100円しかないので・・・」
手持ち100円にも関わらず、初乗り運賃190円の電車で
彼がどこに向かおうとしていたのかは置いておいて。
詳しく彼の話を聞いてみると、1ヶ月ほど前から仕事を探しているが、
まったく見つからず、手持ちも尽きてしまったとのこと。
やらせてもらえるならば、なんでもやりますと、
非常に謙虚な姿勢。好感が持てます。
面接もひと段落し、自宅が駅から離れており、なおかつ、
100円しかない人を歩いて帰すのも忍びなく思ったボクは、
彼を自宅まで送ってあげることにしました。
R 「すいません、汚い車ですが乗って下さい」
T 「とんでもありません!僕なんかの為に・・・」
と謙虚な姿勢で助手席に乗り込むTさん。
さて、運転席に乗り込み、エンジンをかけ、アクセルを踏み込もうとした瞬間・・・
んっ・・・なんか・・・
クサッッ!!!!!
話をしている最中は席も離れていたため、気になりませんでしたが、
明らかにクサい。
カブトムシみたいなニオイがしてました。
ただ、外は小雨。いきなり窓をあけるのも不自然すぎる・・・。
ボクの頭のトラブルシューターをフル回転させ、解決法を検索します。
そして・・・
R 「Tさん、タバコ吸います?」
T 「はい、吸います!」
R 「一本どうですか?その代わりボクも吸いますけど」
T 「いいんですか!いただきます!ボクなんかの為に!」
かかった!チャンスは今しかない!
男2人でタバコに火を点けると、ボクは換気の振りをして
すべての窓という窓を全開にし、アクセルを踏み込みました。
スピードメーターは 80キロを指していました。
無事に彼の自宅近くまで到着し、面接時に聞き忘れていたことを聞きます。
R 「そういえばTさん、なんで未経験の介護のお仕事を希望されているんですか?」
T 「はい、親族に介護関係の仕事をしている者が多くてですね、
幼いころからその背中を見て育ってきましたから、
いずれは自分も医療・福祉の・・・
第二線
で働きたいと思ってました!」
何故第一線では無いのか。これもすべて彼の謙虚さが為せるわざなのか。
誰かボクに教えてください・・・。