
Lucifer's Friend / same
Vertigoレーベルより1970年リリース。1stアルバム。
ドイツのハードロックバンド。
この時点で既に高い完成度のハードロックをモノにしている。
英米に引けをとらないカッコよさ。
ジョン・ロートンのボーカルも凄まじい。
その伸びのある高音域を活かしたシャウトは特筆モノ。
この1stアルバムは彼らの作品中ストレートかつ攻撃的な作風
基本的にハモンドが重厚に唸るメタリックなハードロックバンドだが
2ndアルバムではよりプログレッシブな展開をみせ、これも名盤。
ブラスの音を取り入れて効果を挙げているのは
1stの1曲目である超名曲"Ride In The Sky"もそうだが
4thアルバムはブラス・セクションをフィーチュアした作風で
これもカッコイイ。
1976年リリースの5thアルバムまで参加したジョン・ロートンだが
脱退し、デビッド・バイロンの後任としてユーライア・ヒープの
ボーカリストを務めた。
6th、7thアルバムとマイク・スターズをボーカルに迎えたバンドは
エレクトラと契約、がらりと音楽性が変わりポップな作風となった。
1981年の8thアルバムではジョン・ロートンが復帰し、ハード路線で
バンド再起を図るも商業的には不振に終わり1982年解散。
1994年にはジョン・ロートン中心に LUCIFER'S FRIEND Ⅱ として
再編されアルバムを一枚リリースしている。
とりあえず、このアルバムはマジでカッコイイ。
ジャケットのデザインもお気に入り。
何より1曲目のインパクト!
唸るブラスのフレーズが"Immigrant Song"を彷彿させるが
こっちが先だ。あっちがパクったのか??どうでもいい!!
全然かんけーねー!
カッコイイぞ!!
Ride In The Sky / LUCIFER'S FRIEND