若林です。
雨の日が、ほんとうに多いですね。
服は濡れるし、髪はまとまらないし、
傘を持って歩くのも少し面倒。
雨の日は、
やっぱり憂鬱になってしまいがちです。
それでも、
雨の日にしか見られない景色があります。
濡れたアスファルトに揺れる街の灯り。
道路に咲く、色とりどりの傘。
雨粒を含んで、
いつもより深い色になる木々や花。
雨は先の見通しを悪くするのに、
不思議と、
そこにあるものの輪郭をはっきりさせます。
それは、景色だけではないのかもしれません。
晴れた日なら
忙しさのなかに置いていけた気持ちが、
雨の日には静かにそこに佇んでいます。
見ないふりをしていたもの、
じっくりと考えるべきもの…
けれど、それらを追い払わずに眺めてみることも
ときには必要なのだと思います。
天気が悪いだけで、
なんとなく一日まで
うまくいかないように感じてしまうけれど、
その日だけのしっとりとした美しさもある。
そんなことを思う、最近です。



