烏賊です。

 

火鍋ってご存知でしょうか。

なんか辛い中国の鍋料理です。

麻辣味といって、痺れる辛さといわゆる唐辛子の辛さが合わさった中華風の味付けです。

僕は辛いものが基本的に苦手で年に一度も食べる気にならないのですが、その年に一度が今日でした。

猛烈に火鍋が食べたくなってしまったのです。

 

そもそもこの火鍋、実は食べたことがありません。

というか麻辣と呼ばれる味付けにも馴染みがありません。

シンガポールにいたときに至る所に麻辣と呼ばれる鍋を出す屋台があったんですが、結局一度も挑戦せずに戻ってきてしまいました。

ちなみにこの屋台、店先に並んだ具材から好きなものを選んで店の人に調理してもらうシステムで、それなりに美味しい(らしい)しめちゃくちゃ安いので周りの学生がよく食べていました。

 

あの時挑戦していればもう少しとっつきやすかったのかもしれませんが、機会を逃してしまったので何となく距離感を覚えて今日まで食べずに生きてきました。

そんな謎のこだわりを吹っ飛ばすくらい急に火鍋が食べたくなったのです。

どうしちゃったのでしょうか。時々ありますよねこういうこと。

材料を調べると、花椒やら八角やら馴染みのない調味料がたくさん並んでいます。

自分で一から作るのはハードルが高そうです。

これはやはり鍋のもとに頼るしかないでしょう。

近所のスーパーに行ってみました。

 

鍋の素って本当にたくさん種類があって、聞いたことのないやつとか本当に美味しいのか疑わしいやつとかがずらりと並んでいました。

鍋料理でチャレンジする時って普通具材で頑張りませんか?

出汁から変わり種で攻める人は相当ストイックだと思います。

しかもこれだけたくさんあるのに、火鍋は見当たりません。

悲しい。

確かにそれほどポピュラーではないですよね。

トマトチーズ鍋よりは絶対市民権得ていると思うのですが。

 

仕方がないのでキムチ鍋を買って帰りました。

別に辛ければ何でもいいというわけではなくて、どちらかというと麻の方の辛さを欲していたんですが、ないものは仕方がありません。

でもまあ、キムチ鍋美味しいですね、やっぱり。

不味くなるわけない料理ランキングでかなり上位にランクインしそうなキムチ鍋ですが、やはり堅実な働きを見せてくれました。

往年の中日ドラゴンズ遊撃手・井端弘和を思わせる燻銀の安心感です。

 

辛いもの欲がすっかり満たされてしまいました。

次にこんな欲求に駆られるのは経験上一年後です。

ずいぶん先だなあ。

それまできっと僕は火鍋を食べないことでしょう。

こうして人生で残り数回しかできない貴重な経験を一つずつ逃しているのかと思うと悲しくなります。

嘘です。

キムチ鍋美味しかったので大満足です。

ありがとう井端。