烏賊です。

 

また教習の話で恐縮なんですが。

昨日やった適性検査とやらの結果が返ってきました。

自分の性格に関する質問とIQテストみたいなのが合体した検査なんですが、前者では「運転マナーに関する適性」、後者では「運転技能に関する適性」がわかるようです。

要するに前者だと「社会性があるか」とか「自己中じゃないか」とかがわかって、後者では「判断能力があるか」とかがわかるということですね。

 

僕は運転マナーに関する項目がほぼ全部最低点で、運転技能に関する適性がほぼ全部最高点でした。

確かに何となくわかる気がします。

昔とある友人に「ソフトとハードが噛み合ってない」と言われたことがあります。

彼が僕に対して持った違和感がそのまま検査結果になって現れたということなんでしょう。

それにしても、一言で僕の本質を見抜いた彼の表現力には驚かされました。

 

空き時間があったので一緒に教習にきていた人と少し話しました。

その人は僕と同い年の社会人で、通勤に車を使いたくて仕事終わりに通うことにしたそうです。

職場までの距離は大してないけど、免許がなければバスを乗り継いでいかなければいけないと言っていました。

とにかく首都圏の公共交通機関は南北方向の移動に弱いのです。

 

そう、南北方向の移動に弱すぎると思うのです。

これは関西圏にも共通した弱点ですが...。

極端なところを挙げると、東京の西側エリアの経堂・明大前・中野が生活圏としての繋がりを持たないのは流石に異常な感じがします。

お互い2-3kmくらいしか離れていないのに、近隣住民には「近所である」という感覚はありません。多分。

確かに一旦新宿に出ればすぐにアクセスできる距離感ではありますが、それなら新宿でいいやとなりますよね。

 

関西圏でいうならば、淀川を挟んだ地区同士(守口/摂津、寝屋川/茨木、枚方/高槻)の分断は相当なものがあります。

向かいの市に行ったことがないという住民も普通にいるのではないでしょうか。

北河内・中河内・南河内間の交流がほぼないのも関西圏東部の特徴ですね。

こんなところに鉄道を敷いても仕方がないのはわかりますが、ちょっと寂しいです。

 

車の免許さえ手に入れてしまえばそんな「あまり簡単に行けない近所」にもすぐ行けてしまうことでしょう。

行動の幅が広がりそうで、今から楽しみです。

とはいえ元より鉄道派なわけですし、この辺のバランスをどうとって行けば良いかというのが今後の課題になります。

こういうのをとらぬ狸の皮算用というのでしょうか。