烏賊です。
歯医者に行ってきました。
2ヶ月くらい前に虫歯が発覚したんですよね。
どん底のテンションでブログに書き殴ったのを覚えています。
それから何度か通って、削ったり薬を入れたりしてました。
実は前回は2週間ほど前にいく予定だったのですが、すっかり忘れていてすっぽかしてしまいました。
約束を破るのは100%で僕が悪いですが、翌日になっても連絡くれなかったのは若干根に持っています。
そんなこんなで予約を再び取り付け、今日行ってきたという訳なのです。
僕には歯の専門知識は当然全くないのですが、今自分の歯に大穴が空いていることは知っています。
そこになんらかの人工物が詰められていることも知っています。
それが外れれば地獄の苦しみを味わうことも知っています。
そんな漠然とした恐怖に脅かされながら日々を生きています。
目隠しで崖っぷちに立たされているような焦燥を胸に2ヶ月間人生をやってきました。
虫歯、本当に嫌です。いや、ネタじゃなくてマジで心の底から嫌です。
右上の奥歯の爆弾のせいで食事のたびにビクビクします。
物が挟まるたびに、まるで爆弾処理班かのような慎重さでフロスをゴシゴシするのです。
歯は大切にしましょう。
自戒も込めて。
さて、話は歯科医院の診察台に戻ります。
今日は詰め物をつめる治療とのことでした。
「詰め物」ってなんなんでしょうか。
これまで入っていたのはなんだったのでしょうか。
今日は謎の物質をとって謎の物質に詰め替えるという情報だけが手元にあります。
昔外国で病院に行った時の不安を思い出します。
いっそ一思いに殺してくれ。
ドリル的な何かが口の中に入ってきて、歯の硬いところ的な何かを削っている的な音がします。
世の中にこれより不快な音は、黒板を爪で引っ掻く音しかありません。
不快ボタンとか用意して欲しいです。迷いなく押します。
そんな荒れる心とは裏腹に、体は金縛りにあったかのように動きません。
金縛りあったことないですが。
まるでまな板の鯉です。かっさばかれたあとの鯉です。
歯医者の先生を信頼するしかないという段になって初めて気付きます。
このドキドキは恋...?
いえ、違います。極度の不安と「先生」という一縷の希望が合わせ技一本で「吊り橋効果」を発動しているのです。
知識があってよかった。
危うく恋が始まるところでした。
まな板の鯉、恋をするの巻。
ピンチの時ほど思考は俊敏に、そして無意味に駆け巡ります。
上記のような支離滅裂な思考回路こそが、このピンチ思考の賜物なのです。
とか言っている間に治療が終わりました。
ものの15分でしょうか。
早いのは有り難いですが、早すぎるのも不安を煽ります。
毎度毎度、生きて帰ってこられるのが不思議なくらいです。
次回の予約をして歯科医院を後にしました。
次で治療はおしまい。
助かる。
P.S.
「水流のロック」という曲を最近よく聴いています。
ロックにおけるピアノの可能性に気づかされた、と言ったら大袈裟でしょうか。
大袈裟ではないですがきもいですね。
まあよかったらどうぞ。