烏賊です。

 

昨日パイナップルジュース買ったんですよね。

突発的な何かを欲することが僕には時々ありますが、パイナップルジュースが飲みたくなったのは初めてでした。

閉店寸前のスーパーに駆け込んで見ると、案外色々種類があるみたいです。

ゆっくり考える暇がないので、トロピカーナを手に取りました。ちょっと高かったですが。

僕はジュースの選択で迷ったときはトロピカーナを手に取ります。

特別好きというわけではないんですけど。

これには一応わけがあります。

 

小学6年生の時、とある事情で担任が途中で交代しました。

後からやってきた担任は、大柄で丸々と太っており、睨み付けるような大きな目とスキンヘッドが印象的でした。さながらタコ入道です。

はじめは怖すぎて全然みんな懐かなかったのですが、そんな先生とグッと距離の縮まる事件がありました。

事件というほどでもないんですけど。

そのタコ入道先生が突然ホームルームの時にトロピカーナ愛を語りだしたのです。

その見た目と100%フルーツジュースのミスマッチを本人も理解しているようで、恥じらいながらも滔々とトロピカーナの魅力を語り続ける彼を見て、みんなこう思いました。

「なんでこの人こんな話してるんや」と。

恥ずかしいなら別に話さなければ良いのです。

そうまでしてトロピカーナ愛を伝えたかったのでしょうか。

 

そんなことがあって以来、僕は自然とトロピカーナに目が向くようになってしまいました。

ちなみにこのタコ入道先生の雑談は、それ以来卒業まで主に「トロピカーナの話」「芸能人になった教え子の話」の二本立てで構成されることになります。

この芸能人が誰かというのはなかなか教えてくれなかったのですが、卒業式の日にようやく教えてくれました。

puffyの片割れだそうです。

そんだけ引っ張ってそれかい!とか言ったら失礼ですね。

 

小学生相手に連立方程式を仕込んだり、なかなかクレイジーな先生でした。

でもそういう発展的なことをやってくれるのは僕としてはすごく楽しかったのを覚えています。

数年前に個別指導塾で教えていた小学生が、昔の僕のように好奇心旺盛な子だったのですが、タコ入道先生の授業を思い出しながら中学校の内容も取り入れて教えてあげるとすごく喜んでくれたのを思い出します。

僕にとっては結構意味のある出会いだったと思いますね。

見た目が怖すぎてあまり人気なかったですけど。

 

ありがとうの一言くらい言えたらいいんですけど、今更連絡などつくはずもなく...。

世の先生方って知らないところで感謝されていることが結構あるんじゃないかと思うんですよね。

恨まれていることもあるとは思うんですけど。

そういう言葉を伝える場があったらなあなんて思います。

 

まあめんどくさいからいいか。