烏賊です。

 

実家から近かったので、地元にいた頃はよく京都に遊びに行っていました。

家の近くを通っている幹線道路を北にひたすら進めば、自転車で1時間半くらいで京都駅のあたりまで出られます。

まあ自転車でいくような距離では無いかもしれませんが...。特に中学生の頃は暇を持て余していたので、土日とかテスト週間とかは暇そうなやつを誘ってよく自転車で京都に行ってました。

なんかふと思い出したので書いておきたくなりました。

 

地元から北に向かって自転車を漕ぐと、ものの数分で最大の難所が現れます。洞が峠です。

大阪府・京都府の府境をなすこの峠は、この旅唯一のアップダウンです。行きはまだしも帰りは結構しんどい...。

ちなみにこの洞が峠ですが、「日和見」という言葉の原産地だそうです。エピソードはあんまり覚えてませんが、戦国武将がアレしてアレしたみたいな話だったと記憶しています。

 

京都府に入ると、しばらくは田畑が広がる平地の中を突っ切っていくような感じになります。

この辺りには昔、巨椋池(おぐらのいけ)というほぼ湖みたいなサイズ感の日本最大の池があったそうなのですが、今は埋め立てられてしまって巨椋池干拓地とか呼ばれています。

チート級にデカい琵琶湖をすぐ近くに控えるこの地域では、湖を名乗るのもハードルが高めなのかもしれません。

この巨椋池干拓地ですが、畑作に適しているようで京野菜がバカスカ採れるそうです。

この辺がちょうど半分の地点です。

ここに一口という地名があります。一口と書いて「いもあらい」と読みます。意味不明ですね。

一口のあたりはこの道沿いで唯一街灯や民家の灯りがほぼなく、特に日没の早い冬にはちゃんと時間マネジメントをしないと帰りに地獄を見ます。気をつけましょう。

 

宇治川を越えると、干拓地は終わって京都市伏見区に入ります。ここからはだんだん街の中に入っていく感じになります。

伏見は日本酒の街で、酒蔵がそこら中にあるそうです。この道沿いにも安酒を醸造しているでっかい工場があり、強烈な匂いを放っています。そのせいで僕は醸造酒が今でも苦手です。

あとこの辺りから、マクドナルドが京都カラーになります。モノクロっぽいやつですね。京都に来たなあという感じになります。

ちなみに、山科・大津やそれより東側に抜ける場合はこの辺りで右に曲がっておくと山越えを一つ回避できます。

つまり京都盆地の東のへりはこの辺りが南端になっているんですね。

 

なんか随分独りよがりな感じになってきましたが気にせず続けることにします。

伏見を越えると十条です。格子状の道になってきます。随分京都感が出てきました。

ここから北へ向かうと数字がどんどん減っていき、京都駅は五条付近に当たります。有名な二条城は、それよりさらに北の二条にあることからそう呼ばれるんですね。

余談ですが、二条あたり出身の先輩に言わせれば「京都駅は京都では無い」そうです。京都の中心より南の外れにある田舎だと主張していました。京都人っぽいですね。

 

しばらく行くと東寺が見えてきます。教王護国寺ともいうそうです。五重塔とか洛南高校とかで有名なやつですね。

僕はこの辺をゴールに設定してそのまま帰ってくることが多かったんですが、今思うと勿体無い気もします。京都に行って何もせずに帰ってくるなんてなんと贅沢なのでしょうか。

ちなみに東寺の周辺は京都駅・清水寺・八坂神社など、京都の有名スポットが(自転車乗りの空間スケールで)密集している地域になります。

さらに北に足を伸ばせば森見登美彦の世界観が広がっていたりもしますが、あんまり行ったことはないです。

そのさらに北側にある京都盆地の北のへりの地区は「北山」と呼ばれています。古典とかでよく出てくるやつです。

そういえば東のへりは東山って呼ばれてますね。小学生みたいなネーミングセンスで好感が持てます。

 

滋賀県民はよく、関西人を威嚇するときに「琵琶湖の水止めるぞ」というそうです。実際に言っているところを聞いたことはありませんが。

しかし、シミュレーションしてみると

琵琶湖の水が溢れる→滋賀県は水没する→京都方面へは東山のトンネルから、大阪方面へは伏見ルート(上に書いたやつですね)から水が漏れだす

結果滋賀県民以外誰も困らないという悲惨な感じになるそうです。みんなで仲良くやっていきたいものですね。

 

なんか最近書く量が増えてますね。

ブログを初めてそろそろ二週間くらいでしょうか。案外続いて嬉しいです。