エギングでイカは釣れなくなった。
良く聞きます。
確かに僕らがやり始めた十数年間前に比べると釣れません。
釣れない以前にエギング人口が爆発的に増え、何処に行っても人だらけで一級と言われた場所は連日叩かれる現状。
更にメーカーや著名人が私利私欲の為にローカルが大切にしていたエリアを全国ネットで公開したり2寸以下のエギを発売したり雑誌はフライング気味に秋イカ特集を組みます。
おびただしいスミ跡の割に何時まで経ってもスレた子イカしか釣れない場所はありませんか?
盆前から釣られ、絶えず遅産まれの個体しか釣れない為です。
かと言って新たなポイントはなかなか開拓され尽くされ見つからないでしょう。
ではどうするか。
狙う場所を変えるしかありません。
手前の藻場やストラクチャーはコイカにとって外的から隠れれる最適の生活圏ですが
釣られず順調に成長した個体は遊泳力を付け浅場を離れます。
アオリイカは大きなエギを使うと大きなイカが釣れると言いますが嘘です。
アオリイカの研究では同じベイトがいる場合、サイズが小さい物から捕食します。
無論アオリイカは貪欲なため捕食できる環境ならデカイベイトも食べますが…
私が一年で2本だけ使うなら間違いなく2.5寸と3寸でこと足ります。
このサイズのエギをより広範囲に探るには一般的な場所でさ8.3f~8.6fが一般的でしょう。
今回製作したzerokelvinは9fあります。
このレングスは決定的に飛距離に反映しますが問題は自重とアクションです。
重いと結果疲れてしまいアクションも一般的な9fクラスのブランクはバットが強すぎファースト気味になります。
zerokelvinはベースが8.3f~8.6fまでありますがブランク同じものでレングスを調整していますがこの軽量、パラボリック、高トルクを維持したままで9fとなるとブランクの変更は否めませんでしたが今回新たに条件をクリア出来るブランクで製作しました。
自重は9fで100g アクションはパラボリック パワーはミディアムライトだか高トルク。IPSKN16、トルザイト、FMTマイクロガイドセッティング、FMTフィネスチューン
秋は勿論春イカや遠征、すり鉢サーフにと使用範囲は広い筈です。
春イカ用の様なガチガチさはなくブランクのバネレートで楽にシャクれます。
定価47900円