息子には,僕の職業は『科学者』と言っています.何かもの凄い権威の様に聞こえるかもしれませんが,子供にとって分かりやすいから.

🇺🇸時代のポジションは『Research Scientist』だったから,丸っきり嘘ではないか…

今は民間企業にいるので『技術者』である事も重要です.基本は営利追求なので,スピード感を持ってモノを世に送り出す.

ただ問題が生じた時もスピード優先の対策で,本質理解に程遠い事も多々あります.

問題が起きた時こそ『科学者』でありたいと思う.これも🇺🇸時代の話ですが,本質を理解しない議論をすると『No handwaving. Let's DO science. (誤魔化しはやめろ.科学で議論しろ)』とよく言われました.

やらなければならない事はとてもシンプルで,確り考えて,仮説を立て,検証して,現象の説明を出来るようにする事.実験を沢山しても,考察が甘ければやった事の羅列になり下がってしまいます.
願わくば,(計算の併用で)センスの良い最小限の実験で,確り考えて結論を出すようにしたい.

昔,博士論文を副査の偉ーい先生に出したら(全編英語で書いてるのに)10分で返ってきて一言『哲学が感じられない』と.

当時は具体性のないコメントで参りましたが,今は何かこう言う事に通じるもののように思います.

今回の自由研究では,

① 疑問を見つけ
② 実験方法を考え(ここは流石に与えた)
③ 結果を予想し(これ重要)
④ 実験で確かめて
⑤ 考察して(③との比較を含む)
⑥ まとめる

の型でまとめさせました(押し付けました).
まだ意味を理解出来ないと思いますが,いずれ大事な事だと気付いてくれるでしょう.

実験から知見を得るには,まずリファレンス(比較基準)を設定して,それに変化を与え,結果を予想し,実験結果と予想の相違を議論することが大事です.

軸足が分からなくなる変化を与えるのは良くないです.後々判断に迷うことになります.

また③との比較作業をスキップしてはダメなんです.

変化の与え方,比較のセンスは算数に通じると思います.『比べること』は算数の基本と今更ながら再認識したので,最近,息子と算数を頑張ってます.
僕が1年生の頃,自由研究で何をやったか全く記憶がないですが,親に言われるがまま子供らしくないものが出来上がっていた様な気がします.

息子に少しでも楽しく興味を持って取り組むため,何か疑問に思う事を考えさせ出て来たのが,なぜ影は黒いのか?


なかなか良いと思うよ.

そこで逆に黒くない影を作る実験を実施.


スプラトゥーンに向けて,赤と緑の光を同時に当てると赤と緑の2色の影ができた.そして周りは赤と緑が重なった黄色になる…予定でしたが,ライトの照度と配光の関係でそこは上手く再現出来ず.

もちろん青の光も使って3色の影にもトライしましたが,同様の理由で不発.

上手く行かなかったことも含めて,下記の内容で自由研究をまとめることとしました.

・じっけんの目的
・じっけんの方法
・けっか(実験事実)
・考えたこと(考察)
・まとめ

ヒントは与えましたが,自分で色々考えられた様に思います.