(a)一般
   ATCに許可された場合を除き、IFRで運行中に双方通信無線機が故障したときパイロットは
   このセクションに従わなければならない。

(b)VFRコンディション
   無線機の故障がVFRコンディションの中で発生もしくは、故障中にVFRコンディションになった場合、
   パイロットはVFRコンディションを維持し速やかに着陸しなければならない。

(c)IFRコンディション
   無線機の故障がIFRコンディションの中で発生もしくは、本セクションのパラグラフ(b)の状態が
   維持できなかった場合、パイロットは以下の条件に従って飛行を続けなければならない。
   (1)ルート
      ()ATCクリアランスで受けた最後のルート。
      ()レーダーベクターされていた場合、無線が故障した地点から指示されていたフィックス、
         ルート、航空路までの直線ルート。
      ()指示されたルートが無い場合、ATCから受けたエクスペクトファーザークリアランス
         (この先で指示を予定していた)ルート。
      ()指示されたルートおよび、エクスペクトファーザークリアランスルートを受けてない場合、
         フライトプランにてファイルされたルート。
   (2)高度 次の高度もしくはフライトレベルのうち最も高いもの。
      ()ATCクリアランスで受けた最後の高度もしくはフライトレベル。
      ()IFR運行における最低高度。
      ()ATCから受けたエクスペクトファーザークリアランスで指示された高度もしくは
         フライトレベル。
   (3)クリアランスリミットからの離脱
      ()クリアランスリミットがアプローチの始まりのフィックス(IAF)の場合、エクスペクト
         ファーザークリアランスタイムを受けている時はできる限りそれに近い時刻、エクスペクト
         ファーザークリアランスを受けてない時は予定到着時刻(ETA)にできるだけ近い時刻に
         降下開始もしくは降下、進入を始めること。
      ()クリアランスリミットがアプローチの始まりのフィックス(IAF)でないの場合、エクスペクト
         ファーザークリアランスタイムを受けている時はできる限りそれに近い時刻にクリアランス
         リミットを離れ先に進む、エクスペクトファーザークリアランスを受けてない時はアプローチ
         の始まるフィックス(IAF)に向かい予定到着時刻(ETA)にできるだけ近い時刻に
         降下開始もしくは降下、進入を始めること。