(a)クラスDエアスペース上を管轄するATC局の許可および指示があった場合を除き、クラスD
   エアスペース内およびその周辺の空域を運行するパイロットは該当するセクションに定められた
   ことを守らなければならない。そしてセクション91.126および91.127を守らなければならない。
   このセクションにあるプライマリーエアポートとはクラスDエアスペースの主空港のことであり、
   サテライトエアポートとはそのクラスDエアスペース内にある他の空港のことである。

(b)逸脱
   オペレーターはその空域を管轄するATC局から許可を受けることでこのセクションに書かれる
   規定から逸脱することができる。ATCはそれが継続的なものか個々の運行についてか決める。

(c)通信
   クラスDエアスペース内で運行する者は以下の通り定められた双方通信をしなくてはならない。
   (1)到着もしくは通過 この空域に入る前に航空管制をするATC局と双方通信を確立し、
      空域内でそれを維持すること。
   (2)出発 
      ()運用されている管制塔のあるプライマリーおよびサテライトエアポートから出発
         するとき、管制塔と双方通信を確立、維持し、クラスDエアスペース内を運行
         する間ATC局の指示に従うこと。
      ()運用されている管制塔のないサテライトエアポートから出発するとき、出発後
         できるだけ早くクラスDエアスペースを管轄するATC局と双方通信を確立し維持すること。

(d)無線機の故障
   クラスDエアスペース内で運行する者はその空域を管轄するATC局と双方通信を維持しなければ
   ならない。
    (1)IFRの気象条件下で無線機が故障した場合、パイロットは本パートのセクション91.185に
       従うこと。
    (2)VFRの気象条件下で無線機が故障した場合、パイロットは以下の条件で航空機を
       着陸させることができる。
       ()気象がベーシックVFRの条件を上回る。
       ()管制塔を目視維持できる。
       ()着陸クリアランスを受ける。

(e)クラスDエアスペース内の空港で運行する際の最低高度
   (3)VASIのある滑走路に着陸進入する飛行機を運行するパイロットは安全な着陸のために
      低く飛ぶことが必要となるまではグライドパスかその上の位置を維持しなければならない。

(f)進入
   本チャプターのパート97にあるサークリングアプローチをやってるときもしくは、ATCに求められた
   ときを除き、パイロットは以下をしなければならない。
   (1)飛行機を運行するときは空港を左方向にサークルすること)
   (2)ヘリコプターを運行するときは固定翼機の流れを妨害してはならない。

(g)出発
   次に示す内容に従わずに航空機を空港から出発させてはならない。
   (1)FAAにより定められた出発手順に従う。
  
(i)離陸、着陸、タクシークリアランス
   管制塔が運用されている空港では、ATCクリアランスを受けずに滑走路上、誘導路上の運行
   および、離陸、着陸をしてはいけない。
   "Taxi to(the takeoff runway" 指示された離陸滑走路は渡ってはならない ただし、
   指示された離陸滑走路までタクシーする間に交差する他の滑走路は渡ってもよい。
   ”Taxi to(any point other than an assigned takeoff runway" 指示された地点まで
   タクシーする間に交差する滑走路は渡ってもよい。