「紙と鉛筆を用意してください。その紙を二つに折ってください。紙の上半分に、今あなたが感じている不安や心配ごとを書き並べます。次に、紙の下半分にその感じていることを、5W1Hで具体的に書いてみてください。」

5W1Hとは「いつ、どこで、だれが、なぜ、なにを、どのように」ですが、書き出してみるとわかります。
上半分の不安や心配ごとは、漠然とした感覚のことなので、下半分に具体的にかけることが少ないか書けないということが普通ですね。
これでわかるのは、いわゆる不安とか心配ごとというものは、非常に漠然としたものでしかないということです。
でも、不安が拭いきれない、心配ごとがつのるばかりという人は、ある側面からみると、不安を抱くことや心配をすることで、自分の存在を確認しているというようなこともあるかも知れません。

確かに、なんにも不安や心配することが無いという時は、それはそれでまた「これでいいんだろうか、大丈夫だろうか」といらぬ不安にかられたりする人もいます。
人が抱く「漠然とした不安や心配」は、その人の心が創りだしているだけなんです。
ですから具体的に書き出そうとしても、具体的な事例が出てこないのですね。