冬のボーナスシーズンです。
一応、明細書を確認してみると
支給額は昨年冬と同額でした。
でも・・・
去年の明細と比較してみると手取りが違う。
てぇことは「引かれもの」が違うというわけだ。
調べてみた。
●雇用保険料
これは支給額で割り算してみると、
端数のないきちっとした料率が算出できた。0.5%。
これは今年の10月から上がったみたい。以前は0.3%。
●介護保険料
変動なし。
●健康保険料
変動なし。
●厚生年金保険料
変動なし。
●所得税
・・・結構違う。
そこでボーナスに課される所得税が
どのように計算されるのか、調べてみた。
所得税 =(ボーナス額 - 社会保険料等)× 税率 (1)
では、その「税率」はどうやって決まるのか。
その算出には11月分の給与明細を確認する必要がある。
金額A = 課税支給額 - 社会保険料等 (2)
そして、自分の「扶養人数」を確認。
つづいて
「賞与に対する源泉徴収税額の算出率の表」を参照。
自分の扶養人数の列で、「金額A」が該当する行を
一番左へ辿っていくと「賞与の金額に乗ずべき率」がわかる。
これを元の式(1)に代入して、、、と。
これがボーナスに課せられる所得税である。
なお、前年は11月の給与がやや高かったため、
税率ランクがひとつ上がり、
所得税率がその分高くなっていた。
この差がボーナスの手取りの差だったというわけ。
だからもし11月の給料を下げることができれば、
ボーナスの所得税は抑えられる、という話になる。
・・・でも、そんな抜け穴をつぶすために
最後は年末調整で帳尻が合っちゃうんだろうな。
たぶん。