年末調整を無事に提出し、「着地点」がだいたい見えたので
ふるさと納税の上限を考えていきたい。
【免責】
こちらは個人で調べたものにつき間違っている可能性があります。
それによる不利益が発生しても責任は負いかねますので、
計算結果などは、あくまでご自身の責任でご判断ください。
だいたいどこのふるさと納税のサイトでも
「控除上限額シミュレーション」
という機能があるので、実際の計算はそれに任せるが、
そこにインプットする数字はかなり厳密なものが求められる。
できれば枠一杯に利用したいし、枠をはみ出して余分な
(来年の住民税から控除されない)寄付はしたくない。
たとえば「ふるなび」のシミュレータを使ってみる。
■給与収入
これは今年1月から12月までの課税所得の合計だ。
(年末調整のとき「見込み」で書いたでしょ?)
一定額の人は月額×12倍すればいいが、残業代などでぶれる場合は、ある程度幅をもって計算式に入れてみる。
ぎりぎりを狙いすぎると、年末にかけて支給額が下振れしたときに限度額オーバーになる可能性があるので、やや少なめ(500万見込みの人は480万とか)を入力した結果を採用すればいい。
■配偶者の有無
配偶者のありなしを聞いてるんじゃないんだよね。
聞かれてるのは
「配偶者控除を受けてるか否か」
だね。
そう考えると、「共働き」でも扶養の範囲内なら「あり」を選ばないといけない。
「共働き」を選ぶのは、配偶者の所得が扶養の範囲を超えてる場合。つまり、計算結果は「なし」の場合と同じなります。
■扶養家族の人数
これも年末調整で入れた数字をそのまま入れればOK。
19~22才ってのは大学生とみなされ、
「学費支払いが大変だろ?」
って理由で、大きな控除がなされている。だから、
この年齢の子を扶養している間は税額は抑えられている。
つまりふるさと納税では上限枠が小さくなる方向。
ためしにこの数字を増やしたり減らしたりすると、
上限枠が結構大きく変動する。
■社会保険料等の金額
サイトの注意書きに書いてあるとおり、健康保険料、介護保険料、厚生年金保険料、雇用保険料の1年分の合計額を入れる。
だいたい前年の情報を入れておけばいいけれど、介護保険料率は
じりじりと上昇してるので、やはり今年の給料明細から算出するほうがいい。
ボーナスの変動でも金額が変わってくるしね。
■地震保険料の控除額
なぜこれが独立した項目なのかは謎だけど、
地震保険でこの1年支払った額を入れる。
■医療費控除の金額
ここは「医療費」とあるけれど、年末調整で「控除」したものの
すべての合計額を入れる。
・医療保険、生命保険、個人年金の各保険料から計算した控除額(Max12万円)
・国民年金の支払額
・国民健康保険の支払額
など。
※年末調整の段階では医療費控除の計算はしてない(確定申告でやるもの)けれど、実際はこれも1年間の総額を計算し、控除額のルールに則り算出したものを「医療費控除の金額」に加える必要があります。
さて、これで大体の目安がついたので寄付をしていこうか。
重ねて、免責のほうはよろしくお願いします。