児童養護施設の子どもたちを応援する、七夕の日のきっかけ。 | 黒岩禅の上司の魔法

児童養護施設の子どもたちを応援する、七夕の日のきっかけ。

七夕には、黒岩が児童養護施設の子どもたちを応援するようになったきっかけがあります。

今から3年前の09年7月7日、保育園に娘を迎えに行きました。

保育園には七夕の短冊が。

ふと、子どもたちの願い事ってなんだろう?

たくさんの短冊の一つに不思議と惹かれたのです。


【黒岩禅の仕事楽】~上司として知っておきたい、いくつかの事柄~


「すいかになりたい」と書かれた短冊

「すいかになりたい」って(笑


興味がわき、短冊に願いを込めた子どもに話を聞きました。

まだ3歳くらいの子どもだったので、職員が書いたようです。

黒岩「どうして、スイカになりたいの?」

子ども「んーーー、だって楽しいから!」

え?

楽しいってなに?

その夜に気がつきました。
その子どもがスイカを食べているとき
きっと、目の前にお父ちゃんがいてお母ちゃんがいて
もしかしたら兄弟がいて
みんなが笑っている
そんな幸せをつくるスイカになりたい!
ってことなんじゃないかって。

それに気がついたときに、黒岩の幼少期の出来事がフラッシュバックしました。

5歳のころ(当時の娘と同じ年)母が失踪しました。

お風呂なし、トイレ共同、台所も共同のアパート

その共同の台所で母がメロンを切っていた。
そのメロンだけが鮮明にカラーとして記憶がよみがえる。
顔のない母が「あとは大事に食べるんやで」って。

僕は気がつく。母が出て行くんだってことを。
「おかあちゃん、出て行かんといて~!!!」って心の中で叫んでいた。

けれども、言葉に出てきたことは
「おかあちゃん、今度はスイカにしてな」でした。

母が出て行くのは、父親の暴力が原因です。

それが分かっていたから言えなかった。
「今度はスイカにしてな」ということで、
いつか帰ってきてってことを伝えたかった。


その後は父親からの虐待
学校でのイジメ
などを経験し、中学では児童養護施設に入る。

たった1枚の短冊が、封印されていた記憶を次から次へと呼び覚ましていく。


歩いているときに
お風呂に入っているときに
ときには、仕事をしているときに
気がついたら涙している自分がいる。

今の自分になにができるんだろう?

それが大きなきっかけとなり、
10年3月6日に児童養護施設の子どもたちと話したことで
決意を固めることになった。

児童養護施設の子どもたちにとって、
同じ施設出身者の黒岩が夢の存在になれるように
夢を叶えることができる確信を持てる存在になれるように
黒岩禅が生涯かけてなれるであろう黒岩禅を目指していきます。


深謝