第1章「関心を持つ」 2)感謝の「はがき」を最初に読むのは、実は奥さん | 黒岩禅の上司の魔法

第1章「関心を持つ」 2)感謝の「はがき」を最初に読むのは、実は奥さん

第1章「関心を持つ」
2)感謝の「はがき」を最初に読むのは、実は奥さん
 — 部下への感謝の気持ちを「はがき」にしたためる

部下に関心を持つことが、「最高のチーム」をつくることにつなが
るとお話をしました。

関心を持つ第一歩、フルネームを書けるようになったら、部下の誕
生日を知るようにします。
私は、部下の誕生日を忘れないように手帳に書き込んでいます。

上司が自分の誕生日を知っていることは、思いのほか喜んでくれる
ものです。
誕生日に「お誕生日おめでとう!」と、声を掛けてあげられると素
晴らしいですね。

部下の誕生日を知っていることも、「最高のチーム」をつくる重要
な要素だと考えています。

私は、部下の誕生日に「はがき」を送ります。
心を込めて「お誕生日おめでとうございます」と筆で書きます。そ
して、短くても感謝の言葉も書き込みます。

インターネット全盛の時代に「はがき」って…と考える人が多いよ
うですが、だからこそ「はがき」なのです。

「メールでは駄目なのですか?」と聞かれることがありますが、も
ちろん、駄目ではありません。
しかし、「どうしてメールのほうが良いのでしょうか?」とたずね
ると、

「簡単だから」

「手間が掛からないから」

そんな答えが返ってきます。

メールは手間なく簡単に送れるものです。

それは相手もわかっていることだから、
「一緒に働いてくれる部下を大切に想う心」まで伝えることが難し
いのです。

「誕生日おめでとうメール」が届くことは嬉しいものですが、「は
がき」をもらうともっと嬉しいのです。

一般には、手書きの「はがき」が自宅に届くことはほとんどありま
せん。
だからこそ、あなたが送る手書きのはがきが特別なものになるので
す。

誕生日に、自宅に帰ってポストを開けると、上司であるあなたから
「はがき」が届いている。
それはメールよりもはるかに嬉しいものではないでしょうか。
さらに、ふだんは言えない感謝の言葉が添えてあれば、それは感動
につながります。

手間を掛けてこそ、部下を大切に想う心、つまり「関心を持つ」心
が伝わるのです。

部下の誕生日だけでなく、彼女や彼氏、ご家族の誕生日にも「はが
き」を送ります。
部下の彼女に「はがき」を送ることで、彼女の彼に対する仕事の理
解が少しは深まります。
この「少し」が部下への応援になっていたりするのです。
「いい会社で働いてるね」と言ってもらえることが、部下への最高
の応援です。

誕生日以外でも、多くの場面で「はがき」を書きます。

例えば、結婚している男性社員には「頑張っているね」といった主
旨の「はがき」を送ります。

その「はがき」を最初に読むのは誰でしょう? 
本人ではなく奥さんなのです。

上司からの「はがき」に「頑張っているね」と書かれているのを見
て、ご主人を見直したりするのです。
その社員もまんざらではないでしょう。

これがメールだと奥さんには伝わりません。
「はがき」だからこその強みなのです。



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