「苦手」と「やっていない」の混同 | 黒岩禅の上司の魔法

「苦手」と「やっていない」の混同

数字が苦手なんです。
コンピューターが苦手なんです。
駐車が苦手なんです。

~~が苦手なんです。

皆さんの周りで聞きませんか?

部下からそういう言葉を聞くと必ず指導をします。


「苦手なんだ? ということは何十回何百回やっても出来ないの? それともあまりやったことがないの?」

そう聞くと、「あまりやったことがありません」と返ってきます。
回答率100%です(笑


私の部下が以前にこんな報告をしてくれました。

「私は暗算が苦手なんですが、今日はすらっと暗算ができました。 毎日の百マス計算のおかげなのかなと驚きました」

百マス計算は、簡単は計算を反復学習するものです。
私の事業部では、これを毎出勤毎にやらせています。

さて、暗算が苦手だという部下・・・
もうおわかりだと思いますが、苦手なのではなくやっていなかっただけなのです。

コンピューターが苦手という人は、
どれくらいコンピューターに触れているのでしょうか?
むしろ、コンピュータを自宅に持っていない人の方が多いかもしれません。

「○○が苦手」というのは、できないことの言い訳です。
始めから「苦手」と決めつけると、出来るものもできなくなります。

「あまりやったことがないから、やってみる!」と言える人が成長するのです。
周りから応援されるのです。

上司として、部下の「苦手」と「やっていない」を混同してはいけない。
それは部下の成長機会をなくしてしまうことになります。

何十、何百とやったけど、うまく出来ないひとがいます。
それは、確かに「苦手」なのかもしれません。

しかし、
「あまりやったことがないから、やってみる!」と考え挑戦している部下は、その「苦手」をリカバリーする以上の強みがあります。

それを見つけ、部下の成果が最大化するように環境を整えることが上司の役割です。