今回は、
レジンキットです。
HINODE 1/72
試製四式重迫撃砲(ハト) です。
“ TYPE 4 Prototype self-propelled
heavy mortar armored orbital vehicle ”
試製四式重迫撃砲(ハト)は、
大日本帝国陸軍の試作自走重迫撃砲です。
第2次大戦末期の1944年に開発されましたが、
採用には至りませんでした。
陸軍は1943年〜1944年にかけて
制式化されたばかりの
三式三十糎迫撃砲を搭載する自走迫撃砲を
計画します。
秘匿名称「ハト」と名づけられた
新型自走迫撃砲の車台には
四式中型装軌貨車が使用され、
4輌が試作されました。
1944年〜1945年にかけて陸軍士官学校で
ハト車の実用試験が行われましたが
戦力化されないうちに終戦となり、
実戦に参加することはありませんでした。
三式三十糎迫撃砲は
最大射程が3,145m、砲弾の重さは170kg。
砲身の重量は1.5t近くもあり、
これを制御するのは非常に困難なため
画像の商品は、
少し前に
ヤフオクを覗いていて見つけものです。
こちらのメーカー(個人?)は、
かなりのアイテムを
1/35、1/48、1/72、1/144などの
主要スケールで販売しています。
今や、
データでの出力で
スケールの変更も融通が利く時代ですね。
しかしながら、
パーツ構成は驚きの3つのみです。
左右の足回りと、
それ以外。
それ以外のパーツが、
インジェクションや
通常のレジンキットではありえない、
高度な一体成型です。
しかしながら、
サポート材がわんさかで、
どれが本来のパーツか解り難いです。
リサーチするにも
資料が少ない車輛ですので、
今残されている写真と
にらめっこですね。
続く。