今回は、
新製品です。
FTF 1/72
SdKfz247 B型 無線機搭載型 です。
“ Sd.Kfz.247 AUSF.B WITH RADIO ”
大戦前、
6輪型の車輌(A型)が10両製造されました。
生産は戦中に続き、
58両の4輪型(B型)となりました。
正式名称は、日本語訳で、
「路外機動型重装甲兵員輸送車」です。
名称のように兵員輸送には
使用されませんでした。
B型のシャシーは、
4輪駆動の重統制型シャシー、
「s.Pkw. Typ 1c」をベースにし、
1941年から1942年にかけ、
58両が生産されました。
このシャシーは重統制型乗用車
ホルヒ108 typ 1a、1bの簡易型である
typ 40に用いられたものと同じもので、
ステアリングは前輪のみで、
車体中央部の接地防止を兼ねた
予備車輪はありませんでした。
幾台かの「Ausf.B」が、
乗員室内に無線用の
シュテルンアンテナを取り付けるよう
改造されていました。
キットは、
FTFの新製品です。
まさかの
SdKfz247 B型バリエーションで、
この車輛もかなりマイナーかも。
以前同社では、
A型をリリースしており、
ミニスケールのインジェクションで揃う、
奇跡のアイテムです。
アッサリしたパーツ構成ですが、
巧みなパーツ分割と、
詳細なモールドで、
1クラス上のスケールに
感じるかもしれません。
因みにシュテルンアンテナは、
基部をプラスチック、
アンテナ自体はエッチングパーツで
再現しています。
こちらもブックレット(冊子)が、
付いております。
日本語ではありませんが、
実車の写真や、
カラー塗装図などが掲載されています。
実車写真の方は、
元々少ない車輌ですから、
見たことあるヤツばかりですが…
続く。