今回は、
レジンキットです。
フェアリー企画 1/72
九五式重戦車 1号車 です。
“ TYPE95 HEAVY TANK ”
九五式重戦車は、
日本陸軍が1935年（昭和10年）に
制式化した重戦車です。
「九五式」の名は、
皇紀の下二桁から取られています。
秘匿名称「ロ号」。
※「イ号」は八九式中戦車、
「ハ号」は九五式軽戦車。
1932年3月に
試製九一式重戦車が完成し、
各種試験が行われました。
九五式重戦車は
この試製九一式重戦車を基礎として、
その設計資料に検討を加え
更に設計を変えて
新たに製作された重戦車です。
本車は「ロ号車」の秘匿呼称で、
1932年12月に開発が開始されました。
当初の計画では戦闘重量25トン、
路上最大速度22km/hとされました。
ロ号車の試作車は1934年9月に完成。
基本的な外形は、
試製九一式重戦車に良く似ていましたが、
武装と装甲をより強化し
内部配置を改良するなどしており、
足周りにも新たに工夫が凝らされていました。
本車は翌35年に「九五式重戦車」として
制式化され、試験に供された。
九五式重戦車の試験の結果は不明で、
陸軍は4両だけを製造したままｍ
生産は打ち切りになりました。
今回も、
少し古いレジンキットですが、
アイテム的には貴重なキットです。
デキの方は…
フェアリー特有と云いましょうか、
何となく良く出来ています(笑)
足回りは、
前後2分割で、
実際に作ってみると、
合わせ目には苦労します。
最近、
1/35で、
3Dプリントのキットが出ており、
中々高価ですが、
デキは良さそうです。
そういう時代になってきましたね。
続く。