タロンロボット  Act.1 | 緋色の部屋  ~ A Space in Scarlet ~

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趣味の模型を中心に投稿していこうと思います。
よろしくお願いします。

今回は、
小さいロボットです。

AFVクラブ 1/35
タロンロボット(地雷処理ロボット) です。
“ EOD TACTICAL ROBOT ”

 


すでに一線に配備されてから久しい、
「タロン」ですが、
イギリスのQinetiQ社製の

軍用ロボットです。

このタロン(TALON IV Engineer)が、
アフガニスタンに散在する地雷や爆発物の、
処理に従事しています。

直径約2メートルの旋回範囲と、
約30kgの重さの物を持ち上げる能力の、
マニピュレータ(アーム)を装備しており、
携帯用の地雷探知機を取り付け、
危険物の捜索にあたります。

オペレーターが、
離れた場所からの遠隔操作で、
危険物の除去を行うことも可能です。

現在、
アフガニスタンに地雷除去のために、
展開しているタロンロボットは、
2500台に上るといわれています。

ソ連侵攻時からのものも含めて
各地に散在する地雷や、
テロリストが仕掛けたトラップ爆弾の、
捜索と除去にあたっています。

 

 

キットはとても小さいモノで、
1/35でも、

足回りの全長は約25mm程です。
※人の高さは約50mmです。

エッチングパーツとかデカールと一緒に、
フックにかけられて売っていました。

パーツはランナー1枚で、
台紙の裏表が、
組み立て説明書になっています。

地味なアイテムですが、
情景などでは引き立ちそうです。

そう云えば、
福島第1原発の事故で、
このようなロボットの使用がありましたが、
最近は聞きませんね。


続く。