今回は、
ソ連の自走砲です。
ズベズダ 1/72
SU-122 自走砲 です。
“ SU-122SELF-PROPELLED HOWITZER ”
第2次大戦の緒戦、
ドイツ軍は戦車とは異なる
歩兵直協用の戦闘車輌「Ⅲ号突撃砲」を
有効に活用しており、
独ソ戦でも活躍を見せました。
一方、ソ連軍では、
1930年代初期から砲兵科による
自走砲の開発が積極的に行われており、
「Ⅲ号突撃砲」の活躍に感化され、
中戦車「T-34」をベースとした
自走砲の開発を1942年10月から開始。
この自走砲の開発は、
それまで、
自走砲の研究と開発を行っていたことから
極めて早いペースで行われ、
同年11月には試作車が完成、
12月に「SU-122」として制式化されます。
このSU-122は、
T-34の車体を延長したような戦闘室を持ち、
主砲として、122mm榴弾砲 M-30を装備、
中戦車をベースとしながらも
大火力を備えた自走砲でした。
このSU-122は、
1943年1月から実戦に投入され、
T-34の持つ優れた機動力と防御力を生かし、
主に拠点突破に使用し、
その威力を発揮しました。
キットは、
同社T-34車体シリーズの
バリエーションキットになります。
少ないパーツでも、
ディテールなどはカッチリした印象で、
好感の持てる造形です。
以前、
当ブログ内で、
ペガサスのSU-122を
紹介させて戴いていますが、
イースタンエクスプレスやUM、
などからも出ていました。
続く。