巡航戦車Mk.ⅡA(A10)  Act.1 | 緋色の部屋  ~ A Space in Scarlet ~

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趣味の模型を中心に投稿していこうと思います。
よろしくお願いします。

今回は、

新製品です。

 

WAW 1/72

巡航戦車Mk.ⅡA(A10) 2ポンド砲搭載型 です。

“ A10 Mk.ⅡA CRUISER TANK ”

 

 

巡航戦車 Mk.Ⅰ(A9)は、

ヴィッカース・アームストロング社

により開発され、

第2次大戦中にイギリスが使用した

巡航戦車です。

125輌が生産され、

大戦初期に使用されました。

 

1920年代に開発された

多砲塔戦車Mk.Ⅲ中戦車(A6)は、

高性能でしたが高価で、

当時の情勢では量産できませんでした。
 

ビッカース社では同様のコンセプトで、

より安価な戦車を提案、

軍も興味を示し開発が進められました。


当時、イギリス軍内では、

将来の戦車を歩兵戦車と巡航戦車に

分けることを決定し、

A9は巡航戦車に分類されました。

 

しかしA9の装甲圧が14mmだった為、

30mmに強化したタイプも発注され、

こちらは巡航戦車MK.Ⅱ(A10)として採用、

量産されました。
 

当初は、

水冷式のビッカース機銃を

装備していましたが、

生産途中から空冷のベサ機銃に

変更されMk.ⅡAと呼称されました。
 

1940年フランス戦では、

大陸派遣軍としてドイツ軍と交戦し、

北アフリカでも1941年頃まで、

主力戦車として使われました。

 

 

キットは、

聞きなれないポーランドのメーカー、

「ワールドアットウォー」です。

 

シリーズ第13弾は、

イギリス軍戦車にシフトし、

A9の改良型、A10です。

※A10は、

 巡航戦車Mk.Ⅱになるのですが、

 このキットではMk.Ⅰとしています。

 当ブログ内では、

 Mk.ⅡAとして表記させて戴きます。

 

内容は、

イージーアッセンブルですが、

見た感じ、

先発のⅣ号戦車シリーズよりも、

細かい感じがします(笑)

 

個人的には、

ミニスケールAFVの

イギリス巡航戦車の初期のタイプは、

メタルモデルで揃えていますが、

コレクションとしては、

インジェクションの方がイイですね。

 

 

このシリーズでも、

簡単なブックレットが付いてます。

 

本文は英語とドイツ語で、

実車解説をメインに、

塗装図、組立説明図なども、

掲載されています。

 

実車写真の少ない車輌ですから、

初見の画像はありません。


 

続く。