今回は、
戴き物です。
STRELETS-R 1/72
日本陸軍 九八式二十粍高射機関砲 です。
“ JAPANESE TYPE 98 20mm AA/AT GUN ”
九八式高射機関砲は、
1938年(昭和13年)に日本陸軍が開発した
口径20mmの高射機関砲です。
フランスの
オチキス社製の機関砲を基に
開発されました。
九八式高などとも呼称されています。
九八式高射機関砲が
初めて実戦に用いられたのは、
昭和14年のノモンハン事件でした。
ここでは、
当初の開発目的通りに対空戦闘の他、
徹甲弾を用いての対戦車戦闘でも
戦果を挙げました。
また高射砲第一連隊の高射機関砲中隊も
当初はラ式二十高を装備していましたが、
昭和15年に九八式高が配備されています。
本砲は機関砲中隊、機関砲大隊、機関砲隊、
飛行場大隊、船舶部隊などに配備され、
太平洋戦争における陸軍の
主力高射機関砲として使用され続けました。
戦争初期において20mmという口径は、
対空兵器としてある程度効果があり、
また対空用途だけでなく
装甲車輛相手にも有効でしたが、
戦争が進み、
航空機がよりいっそう発達した時点では
既に威力不足となっていました。
キットは、
フィギャアメインのメーカー、
STRELETS-R (ストレレッツ?)です。
画像の商品は、
九八式二十粍高射機関砲が 1門、
日本兵が 5体で、
1枚のランナーにまとめられ、
キットにはこれが4枚入っています。
その 1枚を、
友人であるボブ(仮名)から、
戴いたものでした。
材質は軟質で、
ディテールも曖昧、
ひょっとしたら形状にも問題がありそうですが、
アイテム的には貴重です。
意外と活躍はしている機関砲なので、
情景の脇役で、
いつか使おうと思っています (^^ゞ
続く。