今回は、
小さいけど大きい列車砲です。
フジミ 1/144 金属部隊
列車砲80cmK(E)ドーラ です。
“ 80㎝ K(E) RAILWAY GUN 'Dora’ ”
列車砲とは、
既に過去の遺物ですが、
第2次大戦中は、
大口径の火器などを、
鉄道の軌道を利用して移動させ、
使用するものでした。
このドーラは、
口径が80cmもあり、
砲身長だけで32.48m、
線路も複線(つまり線路が4本)を使用、
稼働に1000人以上を必要としました。
この列車砲が移動する様は、
まさに丘が移動する感じだったでしょう。
2台作られ(資料によっては1台)、
グスタフとドーラの2つの名前が
存在していました。
解体された砲身など、
写真は残されているものの、
戦後も消息は途絶え、
今でもミステリアスな兵器となっています。
パーツは、
箱から溢れそうです。
このドーラは、
最初は完成品で発売していましたが、
後にキットで発売されました。
パーツ構成も、
思ったよりは細かくなく、
パート毎に分かれ組み立てていきます。
組み立ての難易度としては、
ハセガワのレオポルドくらいでしょうか。
しかし1/144とはいえ、
完成全長は30cm強になります。
この1/144のドーラは、
一度組み立ております。
※組んだだけ(^^ゞ
ディテールの確認もありましたが、
作りたい衝動を、
抑えられませんでした(笑)
しかし作ってみたものの、
結構なジャマで、
落下物の犠牲により破損、
そのまま箱詰めして放ってあります。
まだ在庫はありますので、
生きてる間に、
情景で作ってみたいです(笑)
模型としての「列車砲ドーラ」は、
別のメーカーですが、
1/35でも発売されていました。
普通の方でしたら、
恐らく、
半年以上は楽しめると思われます(^^ゞ
それぐらい大きいし、
パーツ数も半端ではありません。
続く。