今回は、
比較的新製品です。
modelcollect 1/35
E-50中戦車B型 “パンターⅢ” です。
“ E-50 MEDIUM TANK PANTHER Ⅲ ”
E-50は、
それまで複雑化を極めていた
各戦車の開発における各種構成品を
共通化して生産性を高め、
また重量ごとに戦車の標準化を行う
E計画のうちの中戦車として設計されました。
そのE計画は予定を大幅に超えて
1943年10月には
初期設計型の量産体制を確立。
既に制式化されていた中型戦車Ⅴ号の
戦績がおもわしくない為に、
予定されていたⅤ号改良計画を破棄、
中型戦車開発系列はオーバラップする形で
E-50に継続され、「パンター」の名称も
引き継がれることとなりました。
E-50 B型は、
試作車輌の7.5cm砲、A型の8.8cm砲を装備した
シュマールトゥマル砲塔(小型砲塔)の
武装容積限界を超えるべく、
後方に張り出した砲塔を新たに開発、
自動装填も可能にするスペースを確保し、
10.5cm L/52砲を搭載、
その重量増加を「マテリアルX」(チタンと
タングステンの長所を掛け合わせたような金)
製の高圧過給器付軽量高出力エンジンと、
洗練された超耐久懸架及び
量産に最適化された車体設計で、
重戦車にも匹敵する
185mmの前面装甲にも関わらず、
軽戦車の如く戦地を駆け巡る、
高速中戦車「パンターⅢ」となったのでした。
※メーカー設定「フィスト・オブ・ウォー」より。
とうとう、
1/35にも手を出してしまいました(笑)
設定を読むと、
ツッコミ所満載ですが、
ここは素直に架空戦車を楽しみます。
箱のサイズは、
1/35では少し小さい感じです。
中身を見ると、同社1/72と比べ、
パーツ構成が大概に思えます。
ここでも、
バリエーションを考えた、
パーツ構成になっています。
車体上部。
モールドはそれなりですが、
比較的アッサリした印象。
1/72では当たり前のように付いていた、
エッチングパーツは付いておらず、
エンジン周りは寂しい感じです。
個人的には、
E-50は好きなので、
架空設定を楽しみつつ、
ツッコミながら作ってみたいと思います。
続く。