今回は、
新製品です。
フジミ 1/72
軽装甲機動車(国教隊) です。
“ JGSDF LIGHT ARMORED VEHICLE ”
軽装甲機動車は、
防御装甲と高い機動性を備えた装備車輌として、
2002年度から陸上自衛隊の
普通科部隊に配備されています。
出力160馬力の
水冷4サイクル4気筒ディーゼルエンジンを搭載、
最高速度は100km/hを実現、
高速道路などを利用した素早い移動はもちろん、
小型軽量の車体を活かして、
緊急展開時にはCH-47Jヘリコプターや、
C-130H輸送機による空輸、懸架・投下が、
可能な柔軟性も備えています。
優れた不整地走破性能と、
装甲車としては最小サイズを活かして、
様々な状況に対応できるような柔軟な運用を
期待されている車輌でもあります。
2004年1月からイラク復興支援部隊の、
警備の要として派遣された車輌では、
防弾性を高めた窓枠やワイヤーカッターを装備、
又、多くの車輌で、
ルーフ上に5.56cm機関銃 MINIMIの銃座を兼ねた
全周型の追加装甲板を装備しています。
フジミ1/72スケール、
新生、陸上自衛隊シリーズ第2弾!
ワークホースであるLAVの登場です。
キットは、
駒門駐屯地に所在する
国際活動教育隊の車輌を再現しています。
防弾板や予備タイヤなど、
国教隊ならではの装備スタイルを、
専用部品で再現。
デカールは、
国際活動教育隊、中央即応連隊、
第15即応機動連隊、
などが選べます。
今時の新しいキットなので、
判定も厳しくなりますが、
全体的には良く出来ております。
個人的に気になったのは、
まず全体にモールドが煩い事で、
かつて、
同社ワールドアーマーシリーズの、
後半期に見られた、
「上品なモールド」を期待していたので、
少し残念でした。
後はタイヤのパターンですね。
自重で変形している形状、
を再現はしていますが、
コレは正直、ガッカリでした。
続く。