2P19ランチャー w/R-17ミサイル  Act.1 | 緋色の部屋  ~ A Space in Scarlet ~

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趣味の模型を中心に投稿していこうと思います。
よろしくお願いします。

今回は、

随分前に、
ホビーショーのフリマで購入したモノです。

ROCO 1/87

2P19ランチャー  w/R-17ミサイル

8K14ミサイルシステム SS-1C スカッドB です。 

“2P19 LAUNCHER w/R-17 MISSILE

 [ SS-1C SCUD B ] of 

 8K14 MISSILE SYSTEM COMPLEX ”

 



中古でしたが、

結構、高価な買い物でした。
でも古い割には状態は良かったです。

このROCOのシリーズは、
開封前に見ると

完成品みたいに見えるのですが、
半完成品というか、

まったくの完成品ではありません。
おまけに付属の組立説明書も不完全です。

でも、
他のメーカーが、

模型化しないアイテムも多いので、

そこは魅力的です。



中から出した状態。
どこに付けたら良いのか解らない、
不明なパーツも沢山あります。

このキットの発売当時は、

露出の少ない車輌でしたから、
よくキット化したと思います。



完成予想図です(笑)。

冷戦時代初期におけるソ連軍の、
戦術ミサイル及び短距離弾道ミサイルとして

西側諸国に睨みを利かした

「スカッドB (制式名称:R17)」。

 

自走砲JSU-152Kの車体を利用し、

上部に巨大な構造物と、

長大なミサイルを装備しています。

スカッドAは、

「V-2」譲りの移動式の発射装置となっており、

短時間で発射準備が可能、

発射後も速やかに撤収することができました。
 

しかし、

スカッドAは最大射程が130kmしかなく、

この程度の短射程では、

航空機によって

制圧されてしまう可能性があるため、

最大射程を300kmに延長したタイプとして

1965年に登場したのがスカッドBでした。

因みに、
某国のノドンは、

スカッドCの改良型でもあります。

半世紀以上も改良を重ねていますが、
意外と身近な存在だったりもします。

ここでは、
兵器としてよりも、
模型として楽しみたいと思います。


続く。