ドイツ装甲擲弾兵 ハリコフ1943  Act.1 | 緋色の部屋  ~ A Space in Scarlet ~

緋色の部屋  ~ A Space in Scarlet ~

趣味の模型を中心に投稿していこうと思います。
よろしくお願いします。

今回は、

ドイツ兵です。

 

シーザーミニチュア 1/72

ドイツ装甲擲弾兵 ハリコフ1943 です。

“ WWⅡ PANZERGRENADIERS KHARKOV 1943 ”

 

 

ハリコフ攻防戦は、

第2次大戦中の1941年から1943年にかけて、

ウクライナでは、

キエフに次ぐ大都市である、

ハリコフの制圧を巡り、

4度に渡り繰り返された、

ドイツ軍とソビエト軍との戦いです。

 

1942年のスターリングラード攻防戦の結果、

北方のスターリングラードに向かっていた

B軍集団主力第6軍が壊滅した為、

南方油田地帯を攻めていたA軍集団は、

背後を襲われる危機に陥りましたが、

ギリギリのタイミングで辛くも脱出に成功。

 

春の雪解け期がくる前に、

領土回復を目指す戦略をとるソ連軍は、

引き続き進撃を続け、

1943年2月18日ハリコフを落とし、

ドイツ南方軍集団司令部も危機に瀕します。

しかし、

南方軍集団司令官マンシュタイン元帥は、

ソ連軍も補給線が伸びきり、

前進限界点に達していると分析。

 

マンシュタインは、

脱出したA軍集団、残存B軍集団、

増援のSS装甲軍団を展開して、

数日後には一気に反撃に転じました。

進撃続きで疲弊していたソ連軍は、

総崩れとなり、南部から次々と壊走し、

3月14日、

ハリコフは再びドイツ軍の手中に戻ります。

 

この勝利で、

クルスクを中心とした突出部が出来、

7月のクルスクの戦いへと

繋がっていきます。

 

 

キットは、

ミニスケールでは珍しい冬服で、

フード付き防寒着に身を包む、

ドイツ装甲擲弾兵の20体セットです。

 

Kar.98やMP-40を構えるポーズや、

銃口を下に向け、

様子を窺う臨戦態勢の兵士など、

躍動感のあるポーズで

造形されています。

 

 

続く。