Ⅲ号戦車J/L/M/N型 Act.1 | 緋色の部屋  ~ A Space in Scarlet ~

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趣味の模型を中心に投稿していこうと思います。
よろしくお願いします。

今回は、
3輌入りです。

プラスチックソルジャー 1/72
Ⅲ号戦車J/L/M/N型 です。
“ GERAMAN PANZER Ⅲ AUSF.J,L,M,N ”



Ⅲ号戦車は、
ドイツの20トン級中戦車です。
大戦中盤(1941~1942年頃)まで、
ドイツ戦車隊の主力でした。

J型は、
基本装甲厚が車体前面で、
50mmまで強化された新型車体を持ちます。
1941年12月以降の生産分は、
主砲をより強力な5cm Kw.K.39 L/60に換装。
その為、同じJ型でも厳密に云えば、
前期型と後期型で分かれますが、
通称としてJ型は、
長砲身型と解釈されていることが多いです。

L型は、
砲塔前面装甲を強化したタイプです。
J型後期からの操縦室前面と、
防盾の中空装甲が標準装備となっています。

M型は。
L型をベースに徒渉能力を高めたものです。
エンジンルーム左右の吸気口、
後部オーバーハング下の排気口に、
それぞれ水密ハッチが付き、
エンジンマフラーは防水弁付きの新型が、
高い位置に設けられました

N型は、
L型、M型をベースに、
7.5cm Kw.K.37 L/24を装備したタイプです。
Ⅳ号戦車が長砲身75mm砲を装備した為、
余剰となった短砲身の75mm砲を搭載し、
これに代わって火力支援用戦車としたものです。
成形炸薬弾を用いても
対戦車戦闘能力は限られたものでしたが、
前線部隊には好評でした。



キットは、
プラスチックソルジャーです。

お徳用で3輌入りですが、
造形の方は、
何となく、よく出来ている感じです。

イージーキットですが、
キャタピラのパターンや、
砲塔のハッチなどは、
省略せずに立体化しています。

パーツの選択で、
6タイプの中から作れますが、
どれを選ぶか、悩みどころかも。

以前紹介させて戴いた、
Ⅲ号戦車G/H型と合わせると、
かなりのバリエーションを、
揃えることができます。


続く。