帝国陸軍です。
フジミ 1/76
九七式中戦車改 新砲塔チハ です。
“ TYPE 97 Chi-Ha KAI ”

九七式中戦車改は、
九七式中戦車をベースに、
大型砲塔に47mm戦車砲を搭載した車輌です。
1940年中頃、
新型戦車砲は試製47mm戦車砲として完成、
テストを繰り返しながら1942年4月に、
ようやく一式 47mm戦車砲として制式化されました。
太平洋戦争が始まると、
九七式戦車ではアメリカ軍のM3やM4には、
歯が立ちませんでした。
危機感を持った参謀本部は、
まだ制式化前の47mm戦車砲搭載型 九七式中戦車
(「97式中戦車改」)を急遽先行生産させ、
1個中隊分をフィリピンに送ります。
同車は、
その主砲によりM3軽戦車を正面から撃破、
同地のアメリカ軍を降伏させる原動力となりました。
しかし、
戦争の中盤以降では、
アメリカ軍はM4中戦車、
イギリス軍はM3中戦車、
オーストラリア軍はマチルダ戦車を投入を開始、
九七式中戦車改の主砲では、
太刀打ちできなくなっていきます。
戦車部隊では、
自軍の戦車の劣勢を認識し、
その能力不足を補うために待ち伏せ攻撃や、
掩体壕に身を隠すダックイン戦法などで対抗、
連合軍戦車に少なくない損害を与えています。

キットは、
昔からあるフジミの傑作キットです。
しばらく生産休止していましたが、
数ヶ月前に、
先に紹介した九七式中戦車とともに、
久しぶりに再販されました。
ミニスケでの新砲塔チハは、
今だに唯一のキットで、
その存在価値も然ることながら、
クオリティも高いです。
しかし、
九七式中戦車でもそうでしたが、
バリの多さが目立ちます。
こちらも、
追々作っていきたいと思います。
※キットの名称は、
「97式中戦車 チハ改」ですが、
ここでは「九七改」か「新砲塔チハ」で、
表記します。
続く。