ピンポン営業とは、アポなしで個宅のインターホンを押して営業を行う、いわば個宅向け飛び込み営業のこと。


過去には広告によるレスポンスで成果を挙げてきた企業でも、業界が成熟するにつれ、従来の非対面営業ではなかなか成果が挙げづらくなるケースは珍しいことではない。



以前のブログで触れたが、ダイレクトマーケティングの三原則は『低価格・分かりやすい・申込みやすい』だ。


これらを満たせない商品、例えば不動産や生命保険などがこれに該当する。


これらの商品についてはもともと非対面で営業するには不向きな商品だ。



私は以前、このような商品を拡販するにあたり、ピンポン営業のチーム(=個宅向け飛び込み営業)を立ち上げたことがある。


私も実際にチャレンジしたのだが、これがなかなか勇気と根性が必要だ。


なにしろ、見知らぬ個宅のインターホンを片っぱしから押していくのだ。


門前払いがほとんどであることはさほどツラくない。


むしろ、道行く人の視線がツラい。



ピンポン営業のコツはアウトバウンドと同じだ。


肝心なのは最初の5秒。


このわずかな時間で、相手の耳を開かなければならない。



しかし、今回私が伝えたいことはピンポン営業の極意ではない。



実際、私がピンポン営業をやってみて感じたことがある。



『ピンポン営業で成果が出せれば最強だ。』


なにしろ、マーケットは日本国内5000万世帯。



データベースマーケティングに従事している人から見れば、夢のような見込み客の数だ。



残念ながら、私には自信がないが、対面コミュニケーションに自信のある人には是非挑戦していただきたい。


ピンポン営業で生計を立てられるようになれば、もうリストラなんて怖くない。


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