秋もかなり深まってきているんではないかという読みのもとに、秋の夜にしんみりできるようなおセンチな切ないナンバーをお届けしてくれました。漫遊前のスピッツの曲。スピッツは基本的におセンチな曲を届けたいバンドです。おセンチな曲が沢山浮かびました。秋なので「楓」。(私の心の声)スピッツのおセンチの頂点でしょうこの曲はやっぱり。大音量でヘッドホンで聴いてしまう。そういう聴き方をしてもいいかな。ハートのおセンチメーターがもう振り切ってます。大音量にしても優しい声、優しい音、優しいメロディーに包まれるような心地。ライブDVDも後で見てしまうきっと。ピアノの音も好き。棚谷祐一さん。
1曲目:GAZEBOの「I Like Chopin」。(私の心の声)この曲は知っている。ピアノの音が切ないな~。イタリア人シンガー。1983年の曲。これは切ないメロデイーの代表。日本では小林麻美さんがカバーしてたからか~。草野さんが試験勉強しながらラジオを聴いていたら、この曲が流れてきて、もういろんなことがどうでもよくなって勉強やめたことがある。
スピッツの「サンシャイン」作る時に笹治さんに「I Like Chopin」みたいなピアノ入れてくださいとお願いしたいわくがあります。
おセンチって?センチメンタルに「お」をつけて略した言葉。おせんべいとか。感傷的、切ない状態。最近あまり聴かないね~。草野さんは沢山使います。
2曲目:Neil Youngの「After the Gold Rush」。寂しい情景を歌っているのかと思ったら、ニールさんも「よくわからない」と言っている。メロディーは凄いおセンチ。名盤!
3曲目:Elsaの「T'en va pas」邦題「悲しみのアダージョ」いかにもフレンチポップ。美しい曲。大貫妙子さんが日本語の歌詞にして原田知世さんが歌っていた。それもいい。切ないラブソングじゃなかった。(私の声)知っている。この曲も聴いたことがある。歌詞の内容は知らなかったな。1987年に原田知世さんヒット。
4曲目:Clifford T. Wardの「Lost Again」。ロック大陸で以前にもかけたことあります。シンガーソングライター特集で。いい曲が沢山あるのに、あまり知られていない。どの曲もおセンチレベルが凄く高い。歌詞は失恋の歌。綺麗な曲だな~。前回の放送のことも印象に残っている。誠実さを感じる。
スーパーの曲に飽きちゃっている主婦の方。草野さんはそのお店のオリジナル曲が好き。家の近所のスーパーはスピッツ流れたりします。スーパーにスピッツかけてほしいって言ってみたらいかがかな?(私の声)
5曲目:Scott McKenzieの「San Francisco (Be Sure to Wear Flowers in Your Hair)」(花のサンフランシスコ)。1967年のカリフォルニアで開催された「モントルーロックフェスティバル」のテーマソング。時代を象徴する曲。ベトナム戦争が泥沼化していて、反対の人々が集まって(ヒッピー)自由と平和を求めて集う街サンフランシスコだった。不透明な将来を暗示するような曲。
6曲目:キナ・グラニスの「フォーエヴァー・ブルー」。アメリカのシンガーソングライターの方。日系の方。キナ・粕谷・グラニスさん。粕谷さんと聞くとご近所さん的な感じがする。草野さん、一時期填まって聴いていた。声がきれい。来日した時に生で聴きたい。
ちょっぴりタイムマシーンは、モコ・ビーバー・オリーブの「忘れたいのに」。おセンチではないかな。綺麗な曲。深いリバーブがぞわっとする。エキゾチック系に通じるリバーブ感。 1969年の「ザ・パンチ・パンチ・パンチ」というラジオの
パーソナリティーの3人。草野さんは赤ちゃんだったので、まだ知らなかったけど。(赤ちゃんだったけど聴いていたかも)
今でいうと女性ユーチューバー3人組とかそんな感じかも。曲は綺麗。歌詞は切ないな~。
昔、音楽雑誌で「スピッツはロックというにはおセンチすぎる」と書いてあった。そこは変えられないし、バンドの個性と思えばいいんじゃないかなと思っていた。今日特集して、草野さんは「やっぱこれだよな」って再確認したので、今後もおセンチな曲を聴かせてくれる。
昨日の夜は「ふなっしー」を見た後、若冲を見ながら寝てしまい、そのあと起きてスピッツの「優しいスピッツ」を見ながら寝たら疲れがとれました。大好物はやっぱり変わらないのよね。「スピッツしか聴かないの?」と言われても、好きだから聴いているだけで、特にそれ以上の理由はないので、たぶん今後もそこは変わらないんだと思う。