箸袋友の会を羨ましく感じたという話から、箸袋友の会からもらった箸袋ファイル。その後、草野さんは箸袋を集めてコレクションし始めて結構な数になってきた。その箸袋を眺めて、コレクションを眺める楽しさを改めて思い出した。箸袋は思い出と紐づいている。結構かわいい箸袋がある。最近はお財布が

 

 今日は、スピッツが影響を受けたレコジャケで漫遊記!ジャケットのデザインは、他の人がやっていないようなジャケットを毎回考えています。今日は画像検索しながら漫遊です。

 漫遊前のスピッツの曲。久々にシングル曲。「美しい鰭」。名探偵コナン映画「」の主題歌書下ろし。

 

1曲目:Black Sabbathの「Paranoid」。

ハヤブサのジャケットの参考にしたジャケット。もろなオマージュ。パラの井戸のジャケットはキーフさん。70年代のロックのレコジャケを語るときには外せない方。3代デザイナー、ヒプノシス(チーム)、イラストレーターのロジャー・ディーンさん、キーフさん。

 

2曲目:ユーライア・ヒープの「I Wanna Be Free」。裏ジャケの写真。2nd「名前を付けてやる」の参考にした。ゆがんだ絵になるようになっている、表の猫ちゃんもメンバーもぐにゃぐにゃ。レコジャケ見ながらレコード聴くのが好きなんだけど、これは裏ジャケを見ながら聴くのが好きだった。ゆがんで映る鏡でとるとそうなる。曲が激しい。声も凄いな。ロックだ。

 

スピッツのアルバムのレコジャケはメンバーの写真はやめようとなっていて、初期は物撮りしてそれをジャケにするという感じだった。ピンクフロイドの1stはなんとなく「ヒトデ」、2ndはなんとなく「猫」、3rdはなんとなく「弓矢を持った子供」。自らでないと売れないのかなと思って、眼だけ出した。デビュー当時から本当にやりたかったレコジャケは、バンドとは関係のない女性を起用したジャケット。日本人のモデルさんで作ってみたら面白いかもと思って「空の飛び方」からそうなっていく。

 3曲目:18Wheelerの「Nature Girl」。デビューシングル。顔にお花のプリントをした女の子。これが参考になっていた。曲は凄くロックという感じではないけれど、

 

4曲目:ソフィー・セルルマーニさんの「ア・サウザンド・タイムス」。当時流行っていたキャミソール。部屋に飾りたくなる。

フェイクファーの時にヒントにした。フェイクファーの撮影の日は晴れたんだけど、想定外で前夜に雪が降った。でもそれがとても光の加減がよい感じになった。フェイクファーのアルバムの中の歌詞カードを見ていると、メンバーはセーターとか着て暖かい恰好なのに、なんでキャミソール?って思っていたんだけど、この方のジャケットがヒントになっていたという草野さんの話を聞いてそうだったのかー!という感じです。素敵な曲。

 

5曲目:ロバート ワイアットさん「ヒープス オブ シープス」独特の世界。鳩にしがみついて空を飛びながら眠っている男のイラストのジャケット。ほのぼのしているような、ちょっと怖いような感じで、凄く引き込まれる。醒めないのジャケの時に参考にしたジャケット。大きな生き物にしがみついている自分。

 

6曲目:サンディ・デニーさんの1stアルバム「レイト・ノーヴェンバー」。1971年の曲。「見っけ」の時に参考にした。色味とか部屋の雰囲気を参考にした。キーフさんの作品。好きなレコジャケはキーフさんのものが多い。

 

7曲目:Stackridgeさんの「Hold Me Tight」。ナースと老人の顔のジャケット。

ひみつスタジオの参考にした。ロボットのデザインはジュナイダさん。草野さんロボットのデザイン難しかった。コラボの本も素晴らしい。いのうえのぞみさん。いつかモデルお願いできないかなと思っていたら引退されていたんだけど、オファーしたら快く引き受けてくれました。テーマは「ロボット 笑顔 黄色」。

 

ちょっぴりタイムマシーン。

油だこの「ROW HIDE」。油だこの初期はハードコアパンクより。そのうちジャンル分けしにくい油だこは油だこ。高校生の頃よく聴いていた草野さん。独特の世界を持っている油だこ。初期は「コメニスト」が流行っていた。日本のバンドの中ではジャケ写が好き。スピッツの1stや2ndで影響を受けているかも。海に浮かぶ船や樹木とかカメとか、釣りしているおじさんとか。バンドサウンドと一緒になるとその写真にみんな意味を持ってくる。

 

 洋楽・邦楽混ぜ混ぜで「好きなキーボーディストで漫遊記!」。来週はどんな曲が聴けるかな?