4月から某局で再放送している『赤毛のアン』をコツコツ見てましたが、残り話数わずかな今、続きが猛烈に気になってサブスクで一気見してしまったーっ!
ぅぅ………これが世界名作劇場の引力か!
さすがっ\(>_<)/
子どもの頃何話か見たけど全部通して見たのは初めてでした。
マジこんなに素晴らしいものだった?
つうかこのシリーズの良さって大人の方が響くんじゃないかしら?
だって後半ちょいちょい泣いたもん。
まぁ、私の涙腺めっちゃパッキンゆるんでんのですが
モンゴメリの原作がいいとか監督の高畑勲さんがいいとか主題歌の大和田りつこさんがいいとか……素晴らしポイントてんこ盛り!
中でもキャストボイスは最の高!!!
アン役の山田栄子さんがぴったしなのは勿論のこと、カスバート家の老兄妹がマジでいい。
マシュウ役は槐柳二さん。
マリラ役は北原文枝さん。
お2人のお声がほんといい~~~。
マシュウは女性が苦手で恐怖症気味なのに、アンのためならなんのその!街にプレゼントのドレスだって仕立てに行く。
遠くで勉学に励むアンを煩わせたくなくて、自分の心臓病を隠したりもする。
それから晩年の名台詞。
「わしは1ダースの男の子よりも、アンがいいよ」
アンがカスバート家に来たのは手違いだったけどなんというか…一緒に暮らして泣いたり笑ったりして、3人は紛れもなく家族となったのよね。
血縁なくとも親子の愛は生まれたし、育った。
そういうのが槐柳二さんの慈愛に満ちたお声に表れてて、もう大号泣してしまった。。。
マリラは厳格で常識が服を着たような人で、とにもかくにもアンには躾躾!な人。
けれどもアンの感情豊かな表情や振る舞いに小言を言いながらも、内には愛情が積み重なっていく様が見てる方にはわかる。
もうそれツンデレじゃん!
甘甘マシュウとツンデレマリラ………なんて絶妙な兄妹っ
あと好きなのは、ダイアナの大叔母・ジョセフィンおばさん(CV:川路夏子)と、マリラの旧友・リンド夫人(CV:麻生美代子)。
クセが強くていいのよね~。
あ!アンの同級生・ジョーシー・パイ(CV:掘絢子)も好き。
斜にしか物事を見れない感じが一周回ってカワイイ(笑)
はぁ……全部見ちゃったなぁ……。
ロスな気分。
でも、今某NHKでやってる海外ドラマ『アンという名の少女』がまだあるし!
そう思うとなんか今年はアンに縁があるのかも。
中1の時に読んだきりの原作を読み返すのもいいかな。
それから、世界名作劇場ってやっぱいいな!って再認識したので、いくつか見返そうと思いました。
次は『小公女セーラ』が見たいかな~。