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あらすじ:
全身の切創、ズタズタに切り裂かれた腹部、そしてカッターナイフで喉を切られた異常な惨殺体が発見された。警視庁捜査一課殺人犯捜査係主任警部補・姫川玲子率いる姫川班は捜査を続けるうち、同じ手口の遺体を発見する。
連続殺人事件のカギを握るのは、ネット上の謎のサイト『ストロベリーナイト』だった・・・。
おすすめ:
原作: 誉田哲也
誉田哲也氏原作、竹内結子さん主演のTVドラマ&映画でお馴染み『ストロベリーナイト』。
小説版、漫画版、実写版と三拍子揃ってる物に手を出す場合、私は「まずは小説」派です。
が、こちらは友人にもらったので読んでみました。
うーーーーん。
漫画版を読んだ後、小説版と実写版のレビューも読んでみました。
なんか 実写版が一番いいのかも知れない?
絵柄について
可もなく不可もなくというのは漫画の場合「不可」なんだな、と。
そうあらためて思ったり。
いっそ下手といわれるくらいクセがある方が魅力的だったりしますもんね。
某兵長な漫画とか。
某カイジな漫画とか。
某あだち漫画とか。
とにかくつまんない絵柄なのが残念。
表情に魅力がなかったのが残念。
ストーリーについて
こういう連続猟奇殺人を解き明かしていくお話って好きなのです。
ここからネタバレあり↓
月に一度の「殺人ショー」。
しかもギャラリーの中の誰が生贄になるか、開催のその時まで分からない。
なのに嬉々として足を運ぶ招待者たち。
今月死ぬか、来月死ぬか。
そんな中で彼らは返って精力的に仕事をし、生き生きとしてゆく。
ロシアンルーレットに興じるような、この異常性が面白いのに。
そういう臨場感には焦点当たってない。
説明のみ。
つまんない(´・ω・`)
あと、全て察しがついてしまう物語運びがもったいない。
私でも当たっちゃったってことは、誰もがわかるってことですモン
直接的な犯人は誰か。
身内(姫川班)から殉職者が出ること。
それが誰か。
身内に黒幕が潜んでること。
それが誰か。
事件収束後、継承者を匂わす終わり。
正直こういうのありふれてる。
でもそれでもおもしろい物は沢山ある。
それは「上手く騙して貰えてこそ」!です。
身内から出る犠牲者や黒幕は魅力的な人物であればあるほどいいわけで。
心に残るわけで。
キャラ設定と動かし様ですよね。
姫川のあの苦し過ぎる過去をつぶさに描くより、こっちを強化して欲しかった
姫川の恋愛未満なエピソードもどうよ?
薄過ぎ(´・ω・`)
姫川が魅かれてる(?)菊田(後輩刑事)の魅力はなんなんじゃい??
以上!
言いたいこと言いまして失礼しました。
でもこういうテーマのミステリって好きです。
やっぱ小説で読みたいかも。
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