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あらすじ:
浪人者の朽木(くちき)が開いた寺子屋に通い始めた少女・雲雀(ひばり)。学ぶことの楽しさを感じ始めた雲雀は、ある事件により朽木に引き取られることとなる…。
江戸を舞台に、過去を持つ男と親のない少女が紡ぐ絆の物語。
☆
おすすめ: (+
☆)
はい。
ぶっちゃけ今年一番のおすすめマンガです、コレ
辻村深月さんが帯で絶賛してますよ!
マンガ好きさん、本好きさん、子ども好きさん、時代物好きさん。
おすすめでーす
「ヒコさんたらガチで子どもを描いてるのね!?
こりゃ涙腺崩壊警鐘MAXだわーっ
1巻出るごとに泣いて続きを待ってたら身が持たんわ。
完結まで待とう。
そしたら殿堂入りよ!きっと」
――と、思っていたのに。
待てなかったのですもんっ(>_<)
◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆
《登場人物》
朽木・・・・荒れ寺に寺子屋を開く。何やら過去を持つ男だが、今は子ども達のよき師である。
雲雀・・・・8歳の少女。父親と長屋暮らしだったが、朽木の寺子屋で暮らすことになる。芯が強い。
細目・・・・同心。執拗に朽木を追う。朽木の過去に関わりのある男。
一之新・・・・(過去編に登場)。細目の兄。朽木と細目の因縁の原因らしい。
小鉄・大介・竜二・・・・雲雀の幼馴染で寺子屋仲間。
安兵衛・千代田・八重・・・・雲雀がいた長屋の人々。温かく雲雀を見守る。
◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆
ヒコさんは泣かし屋なんですよねー!
アラブの王子様の話も、出来損ないのアンドロイドの話も、目から塩水ごっそり奪われました。
そしてこれは更に倍だったですよ
雲雀は可哀想なことに、親との縁が薄い子どもなのです。
そんな雲雀の、芯は強いけど優しいやわらかな心が世間の厳しさ冷たさに傷ついてゆく。
そのときこの子はどんな顔をしたらいいか 分からないの。
そんなこの子が。
たまんないのっっ。
ぐぐ(T_T)
一人になっちゃった長屋の布団の中。
声も出さずに泣いてるなんて。
8歳の子どもがっ!
うあ~~~ん(ノДT)
孤独な子どもがどう立とうとするのか?
「誰も自分を大事にしてくれないのだから、自分は大事にされる価値のない人間なんだ」
そう言い聞かせ、荒くれることでなんとか立つんです。
ああああーーっorz
ブロ友Mchan様のブログにあった文章が頭に浮かびましたよ。
「不安定な家に育っている子は、ここ一番という時に踏ん張れない」
根本的に自分の価値が信じられない。
そんな子どもを育む環境。
むごいことですよ、、、。
だからだから
朽木が雲雀を抱きしめて、不器用な言葉を掛けるところに号泣しちゃう。
親じゃなくてもいい。
心に寄り添ってくれ、寝食共にしてくれる人がいるなら、子どもはちゃんと生きて行ける。
そう思うから。。。
◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆
3巻は過去編です。
同心・細目と浪人・朽木の間の因縁が何なのか?
複雑な事情のある兄・一之新を持つ細目少年と、その一之新と元々知り合いである朽木。
この3人があるとき接点を持ち、悲劇が起きようとしています。
はああ、、、(>_<)
4巻は更に滅入り展開なのでしょう。
うう、早く雲雀の顔が見たいわ。。。
◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆
や~それにしてもっ!
子どもがほんと可愛いマンガですっっ
雲雀を筆頭に、小鉄・大介・竜二、松乃介。
みんなみんな!
も~~~たまらないかわいさっ
でも可愛いだけじゃなく、「子どもの世界だって世知辛い」って部分も描かれてる。
何気なく傷ついたり傷つけたりし合うところも。
そいから。
人買いの藤右衛門の旦那が色っぽい
嫌な商売をしてる男ですが、でもまた出て欲しい。
そいからそいから。
長屋の差配・安兵衛さんが好き♪
ごうつくジジイな顔してるくせして、いい人なんだなぁ。
寝たきりのおっかさんの世話をしながらも、雲雀を娘として迎えようと決心するとこなんか、ホレそうだったわ!
ほんとこの人 心のあったかい人だわ。
カバー裏マンガが毎回微笑ましい♪
初めてうなぎを食べた雲雀の話がかわいいの。
ふふ(≧▽≦)