- 緑の毒 (角川文庫)/KADOKAWA/角川書店
- ¥648
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あらすじ:
39歳の開業医・川辺。妻は勤務医。一見満ち足りているが、その内面には浮気する妻への嫉妬と研究者や勤務医へのコンプレックスが充満し、水曜の夜ごと女性に昏睡暴行を繰り返している。
一方、被害者女性たちは二次被害への恐怖から口を閉ざしていたがネットを通じて奇跡的に繋がり合い、川辺に迫っていく―。
おすすめ:
中古書店勤務の友人にいただいた本が結構たまってしまった~
山田悠介
湊かなえ
百田尚樹
東野圭吾
誉田哲也
深町秋生
桐野夏生
・
・
減らしていかねばっ(>_<)
とりあえず一冊 桐野さんを手にとってみました。
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このあと言いたいこと言ってますよ~。
ファンの方、ご注意
ラストが甘い。。。
この人間失格な医者から全てを奪う描写が克明にされてることを期待して 不快極まりない犯罪シーンを耐えたのに
甘いっ!
甘いっ!!
ばかあ~~(/TДT)/
(※個人的感想なのです。スマンです)
でもグイグイ読めはした。
出てくる人出てくる人 それぞれが事情を抱えてて、引き込まれはした。
それにしても、川辺の妻・カオルとその愛人・玉木!
このバカップルはどうしてくれましょう!?
もうこやつらね~ 余りにノーテンキで苦笑もんでしたYO
ほんとカオル!
不快でしたよ。
特に夫の所業を知った後の、彼女の脱兎のごとくの逃げ足。
天晴れですだ!
しかし世間は逃がしてくんないさ、きっと。
この人の破滅にも同情の余地なし。
浮気相手、救命士の玉木!
こんの似非ジョージ・クルーニーめっ!(『ER』好きだったわ~)
この男のこの先、世間からの処遇はきっとたいしたことないのでしょうね。
チッ(-_-メ
え~っと。
被害者同士が繋がっていき、更に川辺のクリニック関係者が接触したことにより、いよいよこれからヤツを追い込むぞ!!
と、わくわくしたんですよね~。
だから。
『14 川辺康之、破滅す』は もう少し重厚に作って欲しかったんですよ~。
まさかの跳び蹴りENDとは(x_x;)
嘘っ
あ、でも『3 受け返し(二番目の被害者)』あたりでVシネマっぽいムードを覚悟すべきだったのかも知れない。
不覚っ
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でもまー文句綴ったものの、グイグイ読まされたことは確かなのでした。
ダハ(;´▽`A``
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