NHK +のアプリを久しぶりに開いたら

おすすめの中に

ドラマ「団地のふたり」があった。

再々放送かな?

2年前に放送(たぶんそれも再放送)されたものは

録画を残してある。

これ、あとで見るからうっかり消さないでね!

などと釘を刺していた。

夫は自分が見たものはさっさと消去する人だった。

 

その後、突然、生活が転覆しちゃって

やることがいっぱいいっぱい。

しかし、茫然自失。

悲しさを通り越して虚無だ。

世界は白黒の無音になってしまった。

ただ、起きて寝て息をしてるだけ。

 

師走になって、

大掃除もお正月も関係ない日々。

何もしないで家に引きこもっていた。

新年、おめでとう〜 だの

うるさい番組ばかり。

録画リストを開いたら

「団地のふたり」がたまっていた。

 

優しくて呑気な音楽がいい。

なにげない、ありふれた毎日。

でも、順風満帆で幸せがキラキラ というのでもない。

しょっぱいエピソードもある。

地に足のついた、どちらかというと地味な暮らし。

こういう世界もあるんだな。

 

私の生活圏と

なんとかけ離れていることだろう。

家業も、世間のしがらみも、

家を守るなどという重圧も何もない。

ただ、漠然とした先行きの不安だけ。

 

だけど仲良しの友達がそばにいたら

毎日、他愛のないおしゃべりをして

お互いを気遣って

その日をやり過ごせたら

それだけで幸せなんじゃないかなと思う。

 

今、またドラマを見返して

自分には友達がいないな〜 と愕然となった。

 

いや、別にそんなに驚いたわけじゃないです。

長くつきあっていた学生時代の友人は

親友を含めて次々に引っ越してしまったのだ。

結婚もあるし、家庭の事情もあったり・・・

この歳になると親の介護も出てくるよね。

ちょっとランチでも 

なんて気軽に会えない距離になってしまった。

 

実は友達みんなには

夫が亡くなったことを言っていない。

なんかね、慰められると立っていられない気がして…

ほら、考えただけで泣けちゃうやん。

奈落の底を見たくない、見ないで過ごしてきた。

 

つい言いそびれて2年が経ちました。

お互い、LINEもしない。

きっとあちらはあちらで大変なのだろう。

便りのないのは元気な証拠。

そんな変な根拠をもとに

この空の下、

みんな元気で頑張っている と思いたい。

 

 

 

何気ない毎日が、いちばんの幸せ。

今日は2度とない、大切な1日。

 

 

 

 

 

 

 

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