5月20日(日) アトレティコ・マドリード0 - 6バルセロナ(@WOWOW)
(バルセロナの布陣)
エトー
ロナウジーニョ メッシ
デコ チャビ
エジミウソン
ファン・ブロンクホルスト プジョル テュラム ザンブロッタ
ビクトル・バルデス
バルセロナが、唐突な先制点以降、浮き足立ったAマドリードの守備を崩し続け、予想外の大勝。
Aマドリード 来季のUEFAカップ出場圏内を維持したいところ。中盤を厚くした、4-2-3-1の布陣。
前半途中までは、厳しくプレスを掛けるわけではないが、守備はタイトで隙を見せていなかった。攻撃面では、Fトーレス頼みの印象が強く、勢いは弱い。
しかし、前半終盤のマニシェの負傷で流れが大きく変わった。マニシェがピッチ外で治療している間に、中盤を突破されて最終ラインを崩され、先制点を失った。慌ててマニシェに代えてマキシ・ロドリゲスを入れ、4-4-2の布陣に変更したが、守備陣が浮き足立ったまま。今度は、簡単に相手にサイドでパスを受けさせると、GKクエジャルが中途半端に飛び出し、軽くループシュートを決められて痛恨の追加点。さらにカウンターからまた失点。後半にもワンツーで守備を崩されてまた失点、勝負あり。
可能性のあるシュートはミドルシュートばかりで、決定機なし。後半途中には、カウンターを止めたエレルが2枚目のイエローで退場する始末。その後は、最終ラインの裏を散々突かれて崩された末、さらに2失点。前半途中までは予想もしなかった大敗を演じ、当然ながらブーイングを受けた。
バルセロナ 首位陥落後の初戦。Rマドリードに追いすがるとともに悪い流れを変えるためには、苦手のAマドリード相手のアウェイとは言えども、勝ち点3が必須。前節から1人だけ変更、中盤の底をイニエスタから守備的なエジミウソンに変更。
前半途中までは相手のタイトな守備に苦しみ、ボールは保持してもチャンスはほとんど創れていなかった。FKでロナウジーニョが直接狙い、惜しくもポスト(好セーブ?)に阻まれた場面くらい。また、守備の不安定感は解消し切れず、苦しい試合展開が予想された。
ところが、先制点が意外な展開を招いた。ドリブルで切れ込んだメッシが、エトーとのワンツーで守備を崩してシュートを突き刺し、先制に成功。すると、それ以降は決定機ばかり。数分後、テュラムのパスを受けたザンブロッタが、中途半端に飛び出した相手GKを見逃さず、ループシュートを決めて大きな追加点。さらに前半終了間際、カウンターから、ロナウジーニョのパスを受けたデコのクロスのこぼれ球をエトーがうまく押し込み、意外にも前半だけで3点のマージンを築いた。
後半にも、FKのこぼれ球を拾ったメッシのシュートがゴール手前でクリアされたチャンスを皮切りに、ペースを握り続けた。エトーとのワンツーでロナウジーニョが抜け出し、4点目で勝負を付けた。
さらに相手に退場者が出ると、パスで最終ラインを破るのがいっそう簡単になった。チャビのパスを受けたエトーのシュートは惜しくもバー。ファン・ブロンクホルストのパスから【追記:抜け出した】メッシがループシュートを決め、5点目。ロスタイムにも、カウンターから、途中出場のグジョンセンのパスを受けた【追記:途中出場の】イニエスタがエトーとのワンツーで守備を崩して6点目。思いもよらぬ楽な大勝を飾った。
この大勝で、ようやく負のスパイラルから抜け出せそう。残り試合の中で最も苦戦が予想された試合で勝ち点3が取れたのは大きい。しかし、なおのこと、前節の痛恨の引き分けが非常に悔やまれる。もしかしたら前節が、優勝できるか否かの分岐点だったかもしれない。
■ビッグチャンス
Aマドリード: 前半3回 後半2回 =5回
バルセロナ: 前半4回 後半8回 =12回
■好調そうな選手・調子の悪そうな選手
Aマドリード:●クエジャル、●エレル
バルセロナ:○デコ、○エジミウソン、○プジョル、○エトー(前半途中から)、○メッシ(前半途中から)