6月9日(土) バルセロナ2 - 2エスパニョール(@WOWOW)
(バルセロナの布陣)
グジョンセン
エトー メッシ
デコ チャビ
イニエスタ
ファン・ブロンクホルスト プジョル テュラム ザンブロッタ
ビクトル・バルデス
バルセロナが、勝たなくてはいけない試合・勝つべき試合で、守備を崩されて痛恨の引き分けに持ち込まれた。
バルセロナ 勝って逆転優勝の可能性を残したいところ。しかしロナウジーニョとエジミウソンが出場停止で、グジョンセンとイニエスタが先発。ザンブロッタが負傷から復帰。3トップはよくポジションを交換していた。
徐々にペースをつかんだ。危険なデ・ラ・ペーニャを何度となくフリーにして、カウンターを受ける場面もあったが、それでも先制点を取る可能性のほうが高かっただろう。両サイドバックの攻撃参加・押し上げも効いていた。チャビがほぼフリーでミドルシュートを叩いたが、GK正面。CKの流れから、ゴール前でボールを奪ったメッシが狙うも、枠を逸れた。
ところが、やはりフリーになったデ・ラ・ペーニャにしてやられ、最終ラインのギャップを突かれて先制点を失った。
それでも、Rマドリードが先制点を失ったこともあって攻撃の勢いは止まらず、ほぼ一方的な攻勢。ザンブロッタのクロスに走り込んだエトーがフリーで合わせたのにふかしてしまい、また、CKにデコがフリーで合わせたのにこれも外し、嫌な流れ。ようやく前半終盤、ザンブロッタのクロスが相手に当たったこぼれ球をメッシが「神の手」で押し込み、試合を振り出しに戻した(VTRを止めて確認、頭には当たっていない)。さらに後半序盤、引き付けたデコのパスから抜け出したメッシがシュートを突き刺し、とうとう勝ち越しまで持ち込んだ。これで逆転優勝の可能性が高まった。
さらに試合をほぼ決める追加点の機会もあったが、決められない。CKに合わせたグジョンセンのヘッドは、枠を外れた。イニエスタの折り返しを受けたエトーが戻してメッシが狙ったが、シュートは守備にブロックされた。終盤には、カウンターからエトーがスピードで守備を振り切っておきながら、シュートはGKに止められた。
逆に、先制点の場面同様、最終ラインの裏を突かれて際どいピンチもあり、磐石の守備ではない。すると終了間際、やはりパスで最終ラインの裏を抜かれてシュートを決められ、痛恨の同点に追い付かれてしまった。
ほぼ同時にRマドリードも同点に追い付いてしまったため、逆転優勝の可能性は、試合前と変わらず、Rマドリードの結果次第に。しかし、Rマドリードがホームで勝てない可能性は低く、ほぼ絶望的。最終ラインを高くキープしても、裏を取られるなら意味がない。勝てるだけの攻撃内容だったのに、守備が足を引っ張った印象。また、「神の手」ゴールを考慮すると、結果としては勝たなくて妥当かも。勝つなら、2点差以上を付けなければ納得できなかったところ。
エスパニョール 消化試合ではあるがバルセロナ・ダービー、バルセロナの優勝だけは邪魔したいところ。2トップというよりは、タムードが1トップ、ルイス・ガスシアがトップ下の、4-2-3-1の布陣に見えた。
むしろ序盤は、攻撃の勢いを見せ、いい入り方。ガルシアのパスから抜け出したタムードが角度のない位置から狙ったが、GKに弾かれた。
しかしその後は、相手にペースを握られ、カウンター主体。デ・ラ・ペーニャを起点にチャンスをうかがう。他方守備では、最終ラインはよくしのいでいるものの、中盤は比較的緩く、ミドルシュートをフリー状態で打たせたり、サイドを崩されたり。ファウルで強引に止める場面も少なくない。それでも、デ・ラ・ペーニャの最終ラインの門を通すパスから抜け出したタムードがシュートを突き刺し、してやったりの先制点を挙げた。
ところが、その後もピンチは続く。シュートミスで助けられた場面もあったが、ついに前半終盤、「神の手」で不運にも同点弾を押し込まれた。さらに後半序盤にも、最終ラインを崩されて逆転された。
その後は、攻撃的な選手交代をして、やや前掛かり気味。少ないながらも、再びデ・ラ・ペーニャのパスから抜け出したタムードのシュート等、チャンスもある。そして、1点差のまましのいで終盤に持ち込むと、途中出場のルフェテのパスからオフサイドぎりぎりで抜け出したタムードが再びシュートをしっかり決め、バルセロナに引導を渡す引き分けに持ち込んだ。してやったり。
■ビッグチャンス
バルセロナ: 前半9回 後半6回 =15回
エスパニョール: 前半2回 後半3回 =5回
■好調そうな選手・調子の悪そうな選手
バルセロナ:○ザンブロッタ、○メッシ、●ファン・ブロンクホルスト、●グジョンセン(周りと息が合わない、起点が作れない)
エスパニョール:○タムード、○デ・ラ・ペーニャ(攻撃時)