4月15日(日) バレンシア2 - 0セビージャ(@WOWOW)
バレンシアが、少ないチャンスで2点を確保、退場者も出したセビージャに勝利。
バレンシア 前戦CLから2人だけ変更。アルビオルをセンターバック、モレッティを左サイドバックに戻して、通常の並び。中盤のセンターは、アルベルダの直前の負傷により、マルチェナとウーゴ・ビアーナのコンビ。
唯一残ったタイトル=優勝争いに踏みとどまるには、勝ち点3しかない試合。しかし、前半途中まではペースを握れず、攻撃の形はほとんどできなかった。ところが、最初のビッグチャンスで先制点を挙げることができた。ビジャが、いったんマルチェナに戻してゴール前に走り込むと、ワンツーを受けて抜け出して決めた。これでペースを握ったかと思いきや、ロングフィードのカットにアジャラが失敗すると、入れられたクロスに対してミゲルが後ろから相手に当たってしまい、PKを献上。しかし、これをGKカニサレスが値千金の好セーブで救った。これが大きかった。後半序盤には、ホアキンのパスで抜け出したビジャが抜け出すと、後ろから倒されて今度はPKを獲得、リードを広げることができた。しかもこのプレーで相手に退場者が出て、試合をコントロールできるようにもなった。ほとんど危なげなく、さらにビジャやホアキンに追加点のチャンスがあった。結果としては、上位対決で快勝を飾った。
サラゴサが最下位相手にアウェイで負けてくれたので、再び4位へ返り咲き。優勝争いにも辛うじて生き残っているか。ただし、次節アウェイのレアル・マドリード戦では、マルチェナが出場停止。
セビージャ 前戦UEFAカップからローテーションして6人を変更。カヌーテとチェバントンが負傷で使えず、ファビアーノを1トップに置いた4-2-3-1の布陣に変更。トップ下にヘスス・ナバス、ボランチにはレナトとマレスカのコンビ、センターバックにドラグティノビッチ、左サイドバックにカステードが、それぞれ先発に復帰。引き続き、ダニエル・アウベスが中盤に上がり、ヒンケルが右サイドバックに入った。
首位バルセロナに追いすがるために、勝ち点3が欲しい試合。どちらかといえば相手よりペースを握り、ボールを支配して攻撃のリズムも悪くなかった。とはいえ、特に際どいチャンスを創ることはできていなかった。すると、1チャンスで守備を崩されて、逆に先制点を失った。それでも、ファビアーノのクロスを受けたナバスが倒されてPKをもらったものの、マレスカのPKは好セーブでポストに弾かれ、追い付くことができない。アウベスのパスからファビアーノが抜け出したチャンスも、あやしいオフサイドの判定に嫌われた。しかも、攻勢に出掛けた後半序盤には、またも1チャンスで決定機を創られ、ヒンケルが相手を倒してPK献上、追加点を奪われた上に、ヒンケルが一発退場で、数的にも不利になった。これで攻撃の可能性がますます減って、まるでチャンスらしいチャンスが生まれない。結局、何もできないまま、敗れた。
またもアウェイで勝てずに、首位との勝ち点差が4に開いた。結局、上位の5チームとも、ホームで勝ってアウェイで勝てない、という連戦を繰り返しているだけで、どのチームも本命じゃない。どこが優勝しても、高い評価は付けられそうにない。
■ビッグチャンス ※PK自体を除く
バレンシア: 前半2回 後半4回 =6回
セビージャ: 前半0回 後半1回 =1回
■好調そうな選手・調子の悪そうな選手
バレンシア:○ビジャ、○ホアキン、●ミゲル
セビージャ:●ヘスス・ナバス